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アルピーヌ、F1史上「最も優秀な最下位チーム」か?

アルピーヌ、F1史上「最も優秀な最下位チーム」か?

要約
F1で現在最下位のアルピーヌは、ピエール・ガスリーの活躍で異例の20ポイントを獲得し、「最も優秀な最下位チーム」として注目されています。

注目すべき理由:

アルピーヌは現在、2024年F1コンストラクターズ選手権で最下位に位置していますが、すでに20ポイントを獲得するという重要な節目を達成しました。これは、シーズンこの段階における最下位チームとしては過去最高のポイント数であり、エンストン拠点のチームが独自の立場にあることを示しています。

全体像:

F1で最下位に終わることは、賞金の減額など、実質的なペナルティを伴います。しかし、今年のアルピーヌのパフォーマンスは、過去の最下位チームと比較して、F1史上「最も優秀な最下位チーム」であることを示唆しています。ポイントシステムは長年にわたって進化していますが、アルピーヌの14戦で20ポイントという獲得数は、例えば2009年のトロ・ロッソが17戦で獲得した8ポイント(現在のシステムでは29ポイントに相当)よりも、比率的に高いものです。

数字で見るパフォーマンス:

  • 現在のポイント: アルピーヌは14戦で20ポイントを獲得しています。
  • 予選パフォーマンス: アルピーヌのドライバーは、34セッション中18回(スプリント含む)、または通常予選の28セッション中16回でQ1を突破しています。
  • 過去の比較 - トロ・ロッソ(2009年): 17戦で8ポイントを獲得。34セッション中14回でQ1を突破。
  • 過去の比較 - ハース(2023年): 22戦で12ポイントを獲得。56セッション中34回(スプリント含む)、または通常予選の44セッション中27回でQ1/Q2を突破。

詳細:

ピエール・ガスリーは単独でアルピーヌの20ポイントすべてを獲得しており、彼の最高成績はシルバーストンでの6位でした。これはチーム内のパフォーマンスに大きな格差があることを浮き彫りにしており、ジャック・ドゥーハンとフランコ・コラピントがドライブしたセカンドカーは、日曜日に一度もトップ12フィニッシュを達成していません。これは、両車が安定してパフォーマンスを発揮できれば、さらに高いポイント総数を獲得できる可能性があることを示唆しています。

歴史的比較:

  • トロ・ロッソ(2009年): 彼らのポイントは、セバスチャン・ブルデーとセバスチャン・ブエミによる下位トップ8フィニッシュから得られたもので、多くは消耗戦となったレースでのものでした。
  • ハース(2023年): ニコ・ヒュルケンベルグがカナダで2位、オーストリアGPスプリントで4位と予選で活躍したにもかかわらず、ハースはこれらを日曜日の結果に結びつけるのに苦労し、頻繁に順位を落としました。
  • ミナルディ(2005年): 7ポイントを獲得しましたが、そのうち5ポイントは悪名高い6台のみが走行したアメリカGPによるものです。そのレースを除けば、彼らは真のバックマーカーであり、最高成績は12位でした。

今後の展望:

ハースが現在15ポイント先行しているため、アルピーヌにとって最下位脱出は困難な挑戦となるでしょう。ガスリーのパフォーマンスを通じて特に潜在能力を示しているものの、チャンピオンシップでの順位を上げるためには、両車で一貫性を見出す必要があります。歴史的に見ると、F1で最下位に終わったチームがポイントを獲得した事例は13件あり、2002年のアロウズが最初でした。

元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/alpine-best-worst-team-ever/10750803/

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