文書56 - 違反 - 車両1 - パルクフェルメ中のパワーユニット要素と変更点
違反・裁定技術検査
宛先: オラクル・レッドブル・レーシング チームマネージャー 差出人: 競技委員 日付: 2025年11月9日 時間: 12:27
競技委員は、技術代表からの報告書(文書54)を受領し、予選セッション10時35分におけるオラクル・レッドブル・レーシングの車両1(マックス・フェルスタッペン)に関する以下の事項を検討し、決定しました。
事実:
- 使用されたパワーユニット要素:
- 5番目の内燃機関 (ICE)
- 5番目のターボチャージャー (TC)
- 5番目のモータージェネレーターユニット - 熱 (MGU-H)
- 5番目のモータージェネレーターユニット - 運動 (MGU-K)
- 3番目のエネルギーストア (ES)
- 3番目の制御電子機器 (CE)
- 上記のすべてのパワーユニット要素は、パルクフェルメ中にFIA技術代表の承認なしに交換されました。
- 車両1のサスペンション設定が、パルクフェルメ中にFIA技術代表の承認なしに変更されました。
違反:
FIAフォーミュラ1競技規則第28.2条、第40.3条、および第40.9条に違反。
決定:
車両1はレースをピットレーンからスタートすることを義務付けられます。
理由:
- このペナルティは、FIAフォーミュラ1競技規則第40.9条b)に従って課されます。
- オラクル・レッドブル・レーシングは、パルクフェルメ中に車両1のサスペンション設定を変更しましたが、これはFIAフォーミュラ1競技規則第40.9条に適合しません。
- パルクフェルメ中にパワーユニット要素とサスペンション設定の両方が無許可で変更されたため、車両1はレースをピットレーンからスタートしなければなりません。
競技参加者は、FIA国際競技規約第15条およびFIA司法・懲戒規則第4章に従い、適用される時間制限内で競技委員の特定の決定に対して上訴する権利があることを改めて通知します。
競技委員:
- ゲルト・エンザー
- タニヤ・ガイルハウゼン
- ルチアーノ・ブルティ
- マチュー・レメリー
- ペドロ・ラミー