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英首相、メルセデスF1共同オーナーの移民発言を非難し謝罪要求

英首相、メルセデスF1共同オーナーの移民発言を非難し謝罪要求

要約
メルセデスF1共同オーナー、サー・ジム・ラトクリフ氏の「英国移民植民地化」発言に対し、英スターマー首相が「侮辱的」として公開謝罪を要求。チームの多様性政策と矛盾し、ブランドイメージを損なう可能性が出ています。

メルセデス・フォーミュラ1の共同オーナーであるサー・ジム・ラトクリフ氏が、英国が「移民によって植民地化された」という論争を呼んだ発言により、キア・スターマー英国首相から公開の非難と謝罪要求に直面しています。テレビインタビューでなされたこの発言は反発を招き、この億万長者の見解と、彼のF1チームが公に掲げる多様性及び包括性への取り組みとの間の不一致にスポットライトを当てることとなりました。

なぜ重要なのか:

この出来事は、F1における多様性と包括性の取り組みにおいて主導的立場を築いてきたメルセデスチームを、その所有権グループの重要人物による扇動的な発言により、気まずい立場に追い込みました。これは、移民のような敏感な問題において、トラック外の政治的・社会的論争がチームのブランドや表明された中核的価値観に影響を与える可能性を浮き彫りにしています。

詳細:

  • Sky Newsとのインタビューで、INEOS会長兼メルセデス共同オーナーのサー・ジム・ラトクリフ氏は、移民と英国の福祉制度について広範なコメントを行いました。
  • 彼は「900万人が給付金を受け取り、膨大な数の移民が流入する経済は成り立ちません…英国は実質的に移民によって植民地化されたのですよね?」と述べました。
  • モナコ在住の英国の億万長者であり、マンチェスター・ユナイテッドの共同オーナーでもあるラトクリフ氏はさらに、スターマー首相を批判し、「困難なこと」を行うには「優しすぎる」と述べました。
  • ソーシャルメディアプラットフォームXでの直接の応答で、スターマー首相はこの発言を「侮辱的で誤っている」とレッテルを貼り、「英国は誇り高く、寛容で多様な国である」と断言し、ラトクリフ氏に謝罪を要求しました。
  • この論争は、メルセデス-AMG ペトロナスF1チームの公的な取り組みと鮮明な対照をなしています。同チームは2020年から『Accelerate 25』プログラムを実施しており、これは新規採用者の25%を代表性の低いグループから採用することを目指す5カ年戦略です。

今後の展開:

現在、メルセデスF1がこの状況に公に対処するよう圧力がかかっています。本報告時点で、チームはコメントを求められていましたが、まだ声明を発表していません。共同オーナーの発言による余波をチームがどのように乗り切るか—企業パートナーシップ、多様な従業員とファンベース、そして主要株主との関係のバランスをどう取るか—が注目されます。この一件は、このスポーツ界の著名人の個人的見解がいかに迅速にチームとブランド管理の問題となり得るかを思い起こさせる事例となりました。

元の記事 :https://racingnews365.com/mercedes-co-owner-asked-to-apologise-by-uk-prime-minis...

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