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メルセデス、アルピーヌ株取得交渉から撤退-評価額の隔たりで

メルセデス、アルピーヌ株取得交渉から撤退-評価額の隔たりで

要約
メルセデスがアルピーヌの株式買収交渉から撤退。評価額の隔たりが原因で、約7億ユーロという価格が高すぎると判断した。ホーナー関連コンソーシアムなど他の候補が残り、アルピーヌの所有権は流動的な状態が続く。

メルセデスが、ライバルF1チームであるアルピーヌの少数株式取得に向けた交渉から撤退したことが、関係筋への取材で明らかになった。シルバーアローは、米投資会社オトロ・キャピタルが保有する24%の株式に課された評価額(約7億ユーロ)が高すぎると判断したとみられる。

なぜ重要か:

今回の契約破談により、アルピーヌの所有権構造は流動的なままとなり、F1チームの評価額が急騰している現状が改めて浮き彫りになった。オトロ・キャピタルは2023年に2億ユーロで株式を取得しており、メルセデスが撤退しても投資額の3倍に相当する利益を得られる立場だ。この結果は、2026年からアルピーヌにエンジンを供給するメルセデス側の立場にも影響を及ぼす。

詳細:

  • オトロ・キャピタルは株式24%に約7億ユーロの評価額を設定し、チーム全体の価値は約30億ユーロと算定。メルセデスはこの価格を過大とみなした。
  • シルバーアローは複数の買収候補の1社に過ぎなかった。元レッドブル代表クリスチャン・ホーナーに関連するコンソーシアムが引き続き関心を示している。
  • アルピーヌの上級顧問フラビオ・ブリアトーレは、複数の潜在的買い手が存在すると認め、交渉はオトロの株式が対象であり、アルピーヌそのものは売却対象ではないと述べた。
  • マクラーレンCEOザク・ブラウンは、複数チーム所有の手法について「F1のスポーツ的公正さを損なうリスクがある」と批判。過去に姉妹チーム間での知的財産移転や協調戦術の事例を挙げた。

今後の展開:

オトロ・キャピタルは他の入札者を探すとみられる。ホーナー関連のグループが引き続き候補だが、アルピーヌの長期的な所有権構造は依然として不透明だ。ルノーグループが現在チーム株の76%を保有している。F1の価値上昇に伴い、さらなる投資関心が予想される。

当面はコースに注目が戻る。6月5日~7日のモナコグランプリでF1のヨーロッパサマーシーズンが幕を開ける。

元の記事 :https://www.skysports.com/f1/news/12433/13549162/mercedes-pull-out-of-talks-to-b...

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