最新ニュース

ノリス、ブラジルGPポール獲得!フェルスタッペンはまさかのQ1敗退

ノリス、ブラジルGPポール獲得!フェルスタッペンはまさかのQ1敗退

要約
ランド・ノリスがF1ブラジルGPでポールポジションを獲得。一方、チャンピオンシップをリードするマックス・フェルスタッペンは予選Q1でまさかの敗退を喫しました。フェルスタッペンの後方スタートは、ノリスにとってタイトル争いを有利に進める絶好の機会となり、レースへの期待を高めています。

F1 2025 ブラジルGP予選

ランド・ノリス(マクラーレン)が2025年F1ブラジルGPのポールポジションを獲得しました。一方、チャンピオンシップをリードするマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、予選Q1でまさかの敗退を喫し、大きな波紋を呼んでいます。

なぜ重要か:

ノリスのポールポジション獲得と、フェルスタッペンの予期せぬQ1敗退は、2025年のチャンピオンシップ争いに重大な影響を与える可能性があります。フェルスタッペンが最後列からスタートすることになれば、ノリスはポイントで大きくリードする絶好の機会を得ることになり、タイトル争いに新たな熱狂をもたらし、勢力図を塗り替えるかもしれません。

詳細:

  • ノリスの圧倒的な走破: 序盤にロックアップがあったものの、ノリスはQ3で完璧なラップを披露し、ポールポジションをメルセデスのキミ・アントネッリに0.174秒差で奪いました。
  • フェルスタッペンの苦闘: フェルスタッペンは自身のマシンについて「どこでも曲がってしまい」「グリップが全くない」と述べ、予選に向けたレッドブルのセットアップ実験が「壮絶に裏目に出た」と認めました。これは純粋なペースでのQ1敗退としてはキャリア初、2021年ロシアGP以来となります。
  • ピアストリの躓き: ノリスのチームメイトでありタイトル候補でもあるオスカー・ピアストリは、Q3の2回目のラップでミスを犯し、シャルル・ルクレールに次ぐ4位に後退しました。
  • アントネッリの輝き: キミ・アントネッリは、メルセデスを2位につけるという素晴らしいポテンシャルを示し、引き続き印象的な走りを見せました。
  • Q3進出を逃したドライバー: ルイス・ハミルトン(フェラーリ)と、レッドブルの2台(フェルスタッペン、角田裕毅)がQ3に進めず、グリッド全体で予想外の展開となりました。
    • ハミルトンはQ2で敗退し、フェルスタッペンと角田裕毅(「今週末は災害だ」とコメント)はQ1で敗退しました。
  • ルーキーの躍進: イサック・ハジャール(レーシング・ブルズ)は、印象的な5位を獲得。オリバー・ベアマン(ハース)も8位と健闘しました。
  • ボルトレートの不運: ガブリエル・ボルトレートは、スプリントレースでの大クラッシュ後、ザウバーがマシンの修理を間に合わせられず、母国GPでタイムを記録できませんでした。

大局:

今回の予選結果は、ブラジルGPのグリッドを完全に混乱させました。フェルスタッペンの前例のないQ1敗退は、彼にポイントを稼ぐための途方もない課題を残しましたが、ノリスはそこから恩恵を受ける理想的なポジションにいます。この展開はチャンピオンシップの順位を大きく縮め、アントネッリやルクレールを含む複数のドライバーが強力なスタートポジションから名を上げることを目指す中、スリリングなレースの幕開けとなる可能性があります。

今後:

今後は、レッドブルとフェルスタッペンが、この不振なスタートポジションからどのように戦略を立てて挽回していくかに焦点が移ります。ノリスとマクラーレンの目標は、ポールポジションを圧倒的なレース優勝に繋げることです。ブラジル特有の変わりやすいコンディションを考慮すると、チャンピオンシップへの影響が依然として均衡を保つ中、ドライバーたちがインテルラゴスの課題を乗り越える予測不能なアクションが繰り広げられるレースが約束されています。

元の記事 :https://www.the-race.com/formula-1/norris-on-pole-as-verstappen-suffers-shock-q1...

logoThe Race