
ニューイ設計AMR26、早くも信頼性の危機に直面…アストンマーティン、シーズン序盤から苦戦
要約
アストンマーティンのニューイ設計AMR26、ホンダPUとの相性問題による振動トラブルで序盤苦戦。信頼性確保が最優先課題となり、チームとホンダの連携が試される。
エイドリアン・ニューイがアストンマーティンで手掛けた初のマシン、AMR26は高い期待を背負ってシーズンをスタートさせましたが、初期段階でのバッテリーパック振動問題によりリタイアを繰り返し、チームは速さよりも信頼性の確保を優先せざるを得ない状況に追い込まれています。問題の根本原因は、ホンダのパワーユニットとマシンの高剛性カーボンシャーシとの相性の悪さにあると見られ、チームはグリッド最下位付近での苦闘を余儀なくされています。
なぜ重要なのか:
- AMR26は、エイドリアン・ニューイのアストンマーティン移籍後初のフラッグシップマシンであり、その成功はローレンス・ストロールによる8年間の大規模投資の成果を測る尺度となります。
- ホンダがワークスサプライヤーとしてF1に再参入したことを踏まえると、このパワートレインの信頼性は、日本メーカーとしてのF1における評価を左右するものとなります。
詳細:
- 高剛性カーボンシャーシにより増幅されたバッテリーパックの振動が原因で、バルセロナでのシェイクダウン中にパワーユニットがシャットダウンしました。
- バーレーンテストでは両ドライバーがERS(エネルギー回生システム)の故障を繰り返し、中国GPでは9周目に振動によるドライバーの不快感でリタイアに至りました。
- ニューイはパワーユニットが振動の「増幅器」として作用していると指摘した一方、ホンダはベンチテスト時の数値は許容範囲内だが、AMR26と組み合わせると急増すると認めました。
今後の見通し:
アストンマーティンは、新しいバッテリーハウジングと、より緊密なパワーユニット-シャーシ統合を追求する方針です。一方、ホンダは2027年型のより安定したユニットを開発中です。FIAのADUO(年間開発・アップグレード)アップグレード期間を利用した漸進的な修正は可能かもしれませんが、本格的なペース向上はシーズン後半以降になる見込みです。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/adrian-newey-aston-martin-amr26-honda-reliability-...






