
ハミルトン、モンツァ予選の「失策」を分析:スリップストリームの賭けが裏目に
ルイス・ハミルトンがイタリアGPのQ2で起きたフェラーリの混乱について語りました。スリップストリームを狙った危険な待機戦略が、危うく裏目に出そうになった場面です。フェラーリの2台は、ハミルトンがわずか0.001秒差で生き残るなど、文字通り間一髪で通過。その後4位と5位で予選を終えましたが、オスカー・ピアストリのペナルティにより最終的に3位と4位に繰り上がりました。一方、ポールポジションはピエール・ガスリーが電撃的に獲得しました。
Why it matters:
フェラーリは練習走行で真の優勝候補としての強さを見せていましたが、予選での足並みの乱れが弱点となりました。チャンピオンシップリーダーのキミ・アントネリが後方からスタートすることになったため、スクデリアにとってホームでの巻き返しと、両チャンピオンシップでの差を詰める絶好のチャンスが訪れています。
The details:
- 危険な待機戦略: Q2においてフェラーリは、列の先頭になって空気抵抗を受けることを避けるため、ガレージでの待機を選択しました。シャルル・ルクレールが先陣を切ることを避けた結果、待機時間が長くなりすぎ、脱落寸前の状況まで追い込まれました。
- リズムの喪失: ハミルトンは、当初の計画は「プッシュ-クール-クール-プッシュ」だったと明かしました。しかし、全チームが同様の様子見に回ったため、実質的に1周のフライングラップしかできず、走行リズムを崩してしまいました。
- Q3での準備不足: Q3ではハミルトンのマシン準備が間に合いませんでした。「基本的にホイールすら付いていない状態で、エンジンの始動中に他車がすべて出発してしまった」と語り、25秒遅れてコースインしたため、至上の武器となるトウ(牽引)を逃しました。
- ペースよりトウ: ハミルトンは「単に躓いてしまった」と認め、チームが純粋なペースアップよりも、他車と同等のトウを得ることに固執しすぎたと分析しています。
- マシンへの信頼: それでも7度の王者であるハミルトンはマシン性能に自信を見せています。「マシンには非常に満足している。予選に向けて何も変更しなかったのは、おそらく人生で初めてのことだ」と付け加えました。
What's next:
ピアストリのペナルティにより、フェラーリ勢は2列目に繰り上がり、戦う権利を得ました。ハミルトンは「ジョージ(ラッセル)と競い合えるチャンスが得られた。メルセデスが前方にいることで、チームとして協力し、ダブル入賞などの結果を目指したい」と述べています。モンツァでの結果次第で、タイトル争いの構図が変わる可能性があります。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/lewis-hamilton-ferrari-q2-confusion-monza






