
GM、FIAのV8計画に明確な回答—キャデラックF1エンジン開発と並行
要約
GM、FIAのV8復帰計画に対応可能と表明。キャデラックの2029年エンジン投入計画は変わらず。
ゼネラルモーターズ(GM)は、フォーミュラ1におけるV8エンジン復帰の可能性に備える用意があると表明した。キャデラックチームが2029年に自社パワーユニットを投入する準備を進める中での発言だ。FIAのモハメド・ベン・スライエム会長が「2030年または2031年までにV8フォーミュラが復活する」と述べたことで、議論が活発化している。
なぜ重要か:
電動化を最小限に抑えたV8への回帰は、GMやフォードのような新規メーカーが参入するタイミングで、F1のエンジン情勢を大きく変える可能性がある。GMの柔軟な姿勢は評価できるが、ハイブリッドV6に巨額の投資を行ったタイミングであることから、その時期について疑問も生じている。
詳細:
- GMのマーク・ロイス社長はデトロイト・ニュースに対し、「私はV8とそのサウンドが大好きです。しかし、V6ハイブリッドへの投資を非常に尊重しています。F1とFIA、そしてチームがV8への回帰を決定するなら、私たちは準備ができています」と語った。
- フォード・レーシングのグローバルディレクター、マーク・ラッシュブルックも「自然吸気V8を多く製造する企業として、ここでV8を見たいと切望しています」と同調した。
- レッドブルもV8構想を歓迎する一方、メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは電動化を完全に放棄すべきではないと警告した。
- キャデラックF1のCEOダン・トーリスは、規則変更の有無にかかわらず、GM初のパワーユニットの2029年投入は予定通りであると確認。「目標は依然として2029年です」と述べた。
今後の展望:
- FIAは2027年に向けてエンジンの内燃機関比率を高めることで合意しているが、完全なV8移行にはまだ数年を要する。
- GMの迅速な方向転換は、市販車向けの自然吸気V8に関する豊富な経験に支えられるとみられる。
- 現在キャデラックはコンストラクターズランキング10位で、バルテリ・ボッタスが中国で13位と最高成績を記録。チームの長期的軌道は、自社パワーユニットとF1エンジン規則の最終形に左右されるだろう。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/f1-v8-return-gm-ready-cadillac-engine-regulation-s...





