
FIA、2026年パワーユニット規則を調整、苦戦するホンダを支援
要約
FIAは苦戦するホンダを支援するため、2026年パワーユニット規則を調整。ADUOシステムを拡大し、10%以上の性能差のあるメーカーに追加コストとダイノテスト時間を提供する。ホンダはマイアミで対策を投入、カナダGP後の第1ADUO期間で開発を加速する方針。
FIAは2026年パワーユニット規則にさらなる調整を加え、ADUO(追加開発・アップグレード機会)システムを拡大。後れを取っているホンダなどのメーカーが追いつく余地を広げた。変更内容には、性能差の新たな区分と、今年限りの800万ドルの追加コストキャップが含まれる。
重要な理由:
2026年シーズン開始早々、ホンダエンジンを搭載するアストンマーティンが性能と信頼性の両方で苦戦している。規制の介入がなければ格差は拡大し、過去のような単一エンジンメーカーの支配が繰り返される恐れがある。今回の調整は競争の均衡を保ち、チャンピオンシップの競争力を維持するためのものだ。
詳細:
- ADUOシステムはICE性能指数の不足に応じて段階的なメリットを与える。FIAは従来の8%上限を超え、10%以上後れを取っているメーカー向けの新区分を追加した。
- その区分に該当するチームは、ADUO期間ごとに800万ドルの追加コストキャップと230時間の追加ダイノテスト時間を得る。
- 第1ADUO期間は、バーレーンとサウジアラビアの開催中止により当初の第6ラウンド開始から変更され、第1~5ラウンド(カナダGP終了後)となった。第2期と第3期はそれぞれ第6~11ラウンド、第12~18ラウンドをカバーする。
今後の見通し:
ホンダは厳しいスタートを経て、マイアミで「対策」を持ち込むと見られる。第1ADUO期間がモントリオール後に開くため、日本のメーカーは開発の明確な道筋を得た。ただしADUOは万能薬ではない。追いつくには依然として時間と実行力が必要だ。
元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/fia-tweaks-aduo-regulations-aston-martin-hond...




