
アストンマーティン、アロンソのカナダリタイアを受けシートポジション再考へ
要約
アストンマーティンはアロンソのカナダGPリタイアを受け、ドライバーシートの角度を再検討する。モナコGPに向けて改良シートを導入予定。
アストンマーティンは、フェルナンド・アロンソがカナダグランプリで早期リタイアした問題を受け、ドライバーシートの過激な角度設定を見直す方針だ。チーフトラックサイドオフィサーのマイク・クラックは、重心を下げ空気抵抗を減らす狙いが、シート角度を許容限界を超えて押し上げた可能性があると認めた。
なぜ重要か:
ドライバーの快適性はパフォーマンスに直結する。痛みを生むシートは集中力の低下やラップタイムの悪化、そしてカナダでのように途中棄権を招く。今年信頼性が向上したアストンマーティンにとって、コックピットの根本的な設計不良はAMR26の総合力で得たアドバンテージを損なう恐れがある。
詳細:
- アロンソはモントリオールで序盤10位まで上がったが、周回を重ねるごとに痛みが蓄積し24周でリタイア。ポジションが「正しくない」と語った。
- チームは土曜夜遅くまでシート修正を試みたが不十分だった。
- クラックはF1全体で空力改善と重心低下のためにドライバーをよりリクライニングさせる傾向があると説明。「やりすぎたかもしれない」と述べた。
- 問題は数戦前からあったが、カナダのようにレース放棄に至ったのは今回が初めて。アストンマーティンの信頼性向上でアロンソが長く走れるようになった結果、欠陥が露呈した。
次なる一手:
チームは6月初旬のモナコグランプリを目標に改良シートを投入する。クラックは過去に使っていたより直立した姿勢に戻す必要があるかもしれないと示唆。根本的な解決には現場での応急処置ではなく、新たなシート設計が必要となる。
- アロンソはモナコで新しいシートを期待しており、チームは空力上のメリットとドライバーの持久力のバランスを再評価する。
- この結果は、他チームが将来のマシンにおけるシートエルゴノミクスにどう取り組むかに影響を与える可能性がある。
元の記事 :https://www.the-race.com/formula-1/fernando-alonso-canadian-gp-f1-discomfort-ast...




