文書52 - スプリント車検レポート
技術検査
2026年 シンガポールグランプリ - 文書 52 発信: FIA F1テクニカル・デリゲート 宛先: 審査委員会 (The Stewards) 日付: 2026年10月10日 (19:55)
1. スプリント前
部品の交換
スプリント開始前、15:50以降に以下の部品が交換されました:
- アストンマーティン・アラムコ・ホンダ(カー18): フロントウイング/ノーズアセンブリ
- アルピン・メルセデス(カー10): ステアリングホイール
テクニカルチェックとスキャン
- デジタルスキャン:
- カー16および44の予備LHSフロントコーナーをデジタルスキャンし、チームが申告したCAD図面および2026年テクニカルレギュレーションと比較検証を実施。
- カー81の上部ボディワークのデジタルスキャンおよび全体幅のチェックを実施。
- グリッドチェック:
- 「5分前」シグナル提示時に、全車タイヤが装着されており、タイヤウォーマーブランケットが取り外されていることを確認。
- カー01、12、06、16、14、43の左右フロントおよびリアタイヤの温度を確認。
- 全車の最低タイヤ初期空気圧を確認。
2. スプリント後
車両重量測定
| カーナンバー | チーム | ドライバー |
|---|---|---|
| 01 | マクラーレン・メルセデス | ランド・ノリス |
| 12 | メルセデス | キミ・アントネッリ |
| 03 | レッドブル・レーシング・RB・フォード | マックス・フェルスタッペン |
| 16 | フェラーリ | シャルル・ルクレール |
| 44 | フェラーリ | ルイス・ハミルトン |
| 55 | アトラスリアン・ウィリアムズ・メルセデス | カルロス・サインツ |
| 41 | レーシング・ブルズ・RB・フォード | アルヴィッド・リンドブラッド |
| 30 | レーシング・ブルズ・RB・フォード | リアム・ローソン |
| 14 | アストンマーティン・アラムコ・ホンダ | フェルナンド・アロンソ |
| 31 | ハース・フェラーリ | エステバン・オコン |
| 87 | ハース・フェラーリ | オリバー・ベアマン |
| 27 | アウディ | ニコ・ヒュルケンベルグ |
| 10 | アルピン・メルセデス | ピエール・ガスリー |
空力およびボディワーク検査(カー44および27)
- フロアボディ、フット、サイドウォール、ボード、ビブ、リーディングエッジデバイス、コーナー(条文 C3.5.1 ~ C3.5.10)
- ノーズ、フロント/ミッドシャシー、ロールフープ、ミラー、ドライバークーリング(条文 C3.7.1 ~ C3.7.6)
- サイドポッド、エンジンカバー、テール(条文 C3.8.1 ~ C3.9.1)
- フロントおよびリアウイングプロファイル、エンドプレート、フットプレート、ダイブプレーン、パイロン、補助コンポーネント(条文 C3.10.1 ~ C3.11.7)
パワーユニットおよびシステム検査
- 燃料圧力、エンジン冷却システム圧力、高回転リミットバンド、燃料流量計校正チェックサムの確認。
- 燃料エネルギー流量(瞬間および部分負荷)、燃料およびプレナム温度の確認。
- エンジン吸気圧力、最高ターボチャージャー回転数、DCセンサー温度の確認。
- オントラックES充電状態(SoC)、ERSリチャージ制限、最大MGU-K出力および回転数制限の確認。
- トルクコーディネーター要求値およびトルク制御の確認。
- セッションタイプの確認および予選セッション参加車のシャシーFIAチェックサムの確認。
- リアブレーキ圧力制御(カー 81、12、03、16、55、30、14、87、27、10)。
- ブレーキ温度警告、ステアリングホイール、スプリントスタートデータ、シングルクラッチパドル使用状況の確認。
- TPMSカバレッジ、最大フロント/リアウイングアジャスターシステム移行時間、タイヤ初期空気圧、使用タイヤの確認。
結論: 検査された全車の重量および項目は、2026年FIA F1テクニカルレギュレーションに適合していることが確認されました。
ジョ・バウアー(Jo Bauer) FIA F1テクニカル・デリゲート