文書72 - レース車検
技術検査
2026年 スペインGP - テクニカル・デリゲート報告書 (文書72)
発信: FIAフォーミュラ1 テクニカル・デリゲート
宛先: スチュワード
日付: 2026年9月13日
⏱️ レース前の検査項目
- フロアたわみテスト: 車両番号 01, 12, 44
- フロントウイング デジタルスキャンおよびCAD比較: 車両番号 23 (チーム申告のCAD図面および2026年F1テクニカルレギュレーションとの適合性を確認)
- フロントウイングフラップ可変範囲の確認: 車両番号 23
- クラッチパドル直線性チェック: 車両番号 44, 87, 27
- 燃料・オイルサンプル:
- 燃料サンプル採取: 車両番号 14, 81, 87
- エンジンオイルサンプル採取: 車両番号 14, 87
- グリッド手順:
- 「5分前」シグナル提示時に全車がタイヤを装着し、タイヤウォーマーが取り外されていることを確認。
- タイヤ温度チェック: 車両番号 01, 63, 03, 30, 16, 44, 23, 41, 05, 10
- 最低タイヤ初期空気圧: 全車チェック完了
⚖️ レース後の重量測定対象車両
以下の車両とドライバーが重量測定に選出されました:
| 車両番号 | コンストラクター (マシン) | ドライバー |
|---|---|---|
| 81 | マクラーレン・メルセデス | オスカー・ピアストリ |
| 01 | マクラーレン・メルセデス | ランド・ノリス |
| 63 | メルセデス | ジョージ・ラッセル |
| 12 | メルセデス | キミ・アントネッリ |
| 03 | レッドブル・レーシング・RB・フォード | マックス・フェルスタッペン |
| 30 | レッドブル・レーシング・RB・フォード | リアム・ローソン |
| 16 | フェラーリ | シャルル・ルクレール |
| 23 | アトラスリアン・ウィリアムズ・メルセデス | アレクサンダー・アルボン |
| 41 | レーシング・ブルズ・RB・フォード | アルヴィッド・リンドブラッド |
| 22 | レーシング・ブルズ・RB・フォード | 角田裕毅 |
| 14 | アストンマーティン・アラムコ・ホンダ | フェルナンド・アロンソ |
| 31 | ハース・フェラーリ | エステバン・オコン |
| 87 | ハース・フェラーリ | オリバー・ベアマン |
| 27 | アウディ | ニコ・ヒュルケンベルグ |
| 05 | アウディ | ガブリエル・ボルトレト |
| 10 | アルピーヌ・メルセデス | ピエール・ガスリー |
| 43 | アルピーヌ・メルセデス | フランコ・コラピント |
| 77 | キャデラック・フェラーリ | バルテリ・ボッタス |
🔍 空力および車体エリアの検査
車両番号 16, 43, 03 に対して、フロアボディ、フット、サイドウォール、ボード、ビブ、コーナー、補助部品、ノーズ、シャシー、ロールフープ、ミラー、ドライバークーリング、サイドポッド、エンジンカバー、テール、フロントおよびリアウイングプロファイルなどの空力コンポーネントがテクニカルレギュレーション(TR Article C3)に基づき検査されました。
⚙️ パワーユニットおよびシステム検査
- オイル消費量: 車両番号 81 で物理的チェックを実施。車両番号 X12 からエンジンオイルサンプルを採取し、FTIR分光法および粘度測定で分析(基準サンプルと一致)。
- 燃料検査:
- 燃料圧力、流量計校正、瞬間・部分負荷エネルギー流量、燃料温度、プレナム温度を全車で確認。
- 車両番号 12, 41 から燃料サンプルを採取し、密度およびガスクロマトグラフィー分析により、事前承認された燃料と同一であることを確認。
- PUおよび電子制御: ターボチャージャー最高回転数、PUおよびMGU-K出力低下率、DCセンサー温度、ES充電状態制限、ERSリチャージ制限、MGU-K出力制限/速度/スタート時使用、シャシーFIAチェックサム、トルクコーディネーター要求、トルク制御、リアブレーキ圧力制御(車両番号 12, 03, 16, 41, 31, 27, 10)を確認。
- タイヤおよびスタートデータ: 初期空気圧、冷間空気圧(車両番号 27)、使用タイヤ、ステアリングホイール、レーススタートデータ、シングルクラッチパドル使用、フォーメーショングリッド離脱時の上限速度(80 km/h)超過なしを確認。
結論: 上記の項目はすべて、2026年FIAフォーミュラ1テクニカルレギュレーションに適合していることが確認されました。