最新ニュース

ウォルフ代表のメルセデス製エンジン主張、F1パワーユニット論争に再点火

ウォルフ代表のメルセデス製エンジン主張、F1パワーユニット論争に再点火

要約
ウォルフ代表とメキース氏がメルセデスのPU性能の優位性で一致。ICE指標に基づきレッドブルを1位として追加開発権を与えなかったFIAのADUO評価手法に、大きな疑問が投げかけられています。

トト・ウォルフ代表が、メルセデスがF1で最も強力なパワーユニット(PU)を保有していると主張し、FIAによるエンジン評価を巡る論争が激化しています。ウォルフ代表は、ベルギーGPにおいて直線上の問題が車両のパフォーマンスに影響したことは認めつつも、メルセデスのパッケージは依然としてベンチマークであると強調。これにレッドブルのローラン・メキース氏も同意しました。

Why it matters:

この発言は、FIAの「追加開発およびアップグレード機会(ADUO)」システムへの不信感を煽ることになります。レッドブル・フォード・パワートレインはICE(内燃機関)の指標のみで1位と判定され、追加アップグレードの権利を否認されましたが、メルセデス、フェラーリ、ホンダ、アウディにはトークンが割り当てられました。メルセデスが実質的な優位性を持つという認識は、統括団体であるFIAの評価手法の妥当性を揺るがしかねません。

The details:

  • ウォルフ代表は、スパ・フランコシャンでジョージ・ラッセルに影響を与えた直線速度の不足については責任を認めましたが、総合的なパワーユニットの性能では依然としてメルセデスが最強であると確信しています。
  • メキース氏もこの見解を支持し、ほとんどの週末においてメルセデスが直線上で「かなりのアドバンテージ」を享受していたと指摘。スパでの結果は、サーキットの特性による差が顕著に表れたに過ぎないと分析しています。
  • ADUO論争: FIAはメルセデスのICE性能を2〜4%劣ると判断し、2026年と2027年にそれぞれ1つの追加アップグレードを許可しました。フェラーリ、ホンダ、アウディは4%以上の差があるとされ、各シーズン2つの権利を得ましたが、レッドブルは何も得られませんでした。
  • レッドブルは、メルセデスがコース上で一貫して優れた統合PU性能を示しているとして、再評価を要求しています。

What's next:

モナコから始まった第2次ADUO評価期間は、今週末のハンガリーGPで終了します。FIAはレッドブルの懸念を考慮し、初期結果の公表を保留しています。たとえメルセデスが次回の評価で首位になっても、レッドブルが追加開発権を得るには、少なくとも2%以上の性能差が認められる必要があります。

元の記事 :https://speedcafe.com/f1-news-2026-toto-wolff-engine-mercedes-admission-aduo-upd...

logoSpeedcafe

F1 COSMOS | ウォルフ代表のメルセデス製エンジン主張、F1パワーユニット論争に再点火