
ウォルフ代表「メルセデスのチーム内バトルがバルセロナでの勝利を逃した可能性がある」
キミ・アントネッリが残り5周で2位からドラマチックにリタイアしたことで、ルイス・ハミルトンがフェラーリとしてバルセロナでの歴史的な初勝利を飾りました。しかし、トト・ウォルフ代表は、メルセデスが自ら勝利のチャンスを損なったと考えています。ウォルフ代表は、アントネッリとジョージ・ラッセルの激しいチーム内バトルによって貴重な数秒が消費され、それが後半のVSC(バーチャル・セーフティカー)導入前の決定的な要因になったことを示唆しました。
なぜ重要か:
アントネッリにとって2026年シーズン初のDNFとなり、5連勝の快進撃にブレーキがかかりました。ドライバーズチャンピオンシップのリードは41ポイントに縮小。さらに深刻なのはメルセデスの信頼性の低さです。直近3戦で2度のテクニカル不具合が発生しており、復活の兆しを見せるフェラーリに72ポイントのリードを保っているとはいえ、コンストラクターズ争いに暗雲が漂っています。
詳細:
- アントネッリは執拗なプレッシャーの末、レース終盤にラッセルを追い抜きましたが、そのわずか1ラップ後に急激に速度を落とし、コースアウトしました。
- ウォルフ代表の分析によれば、ラッセルのピットストップ前に、チームメイト同士の争いでハミルトンに対し「4〜6秒」のロスがあり、それがフェラーリの3ストップ戦略とVSCの展開において不利に働いたとのことです。
- ラッセルはカナダでのDNFの悪夢を払拭し2位でフィニッシュしましたが、ハードタイヤでのペースがアントネッリに劣るという不均衡が見られ、チームはこの原因を調査する方針です。
- アントネッリは、フェラーリのスピードと信頼性の両面を高く評価し、「驚異的なフォーム」にあると認めました。
今後の展望:
ウォルフ代表は、共通のライバルが付け入る隙がある状況で、チームメイトがここまで激しく競い合うべきかについて、ドライバー陣とプロトコルの再確認を行う意向です。ハミルトンがフェラーリで勝てることを証明し、アントネッリが巻き返しを狙う中、メルセデスは序盤に築いた圧倒的なアドバンテージを維持するため、信頼性の危機を早急に解決する必要があります。
元の記事 :https://speedcafe.com/f1-news-2026-barcelona-catalunya-spain-mercedes-kimi-anton...




