
ウォルフ代表「信頼性の問題が解決しなければ、チャンピオン争いは不可能」
バルセロナ-カタロニアGPにて、キミ・アントネッリ選手がパワーユニットの不具合と見られる原因で2位からリタイアし、メルセデスのタイトル獲得への道に深刻な不安が広がっています。トト・ウォルフ代表は、信頼性の欠如によって重要なポイントを失い続ける状況を「到底許容できない」と断じ、「このままではチャンピオンシップを争うことはできない」と強い危機感を表明しました。
ここが重要:
アントネッリ選手がドライバーランキングの首位、メルセデスがコンストラクターズランキングのトップに君臨する中、失点はそのままタイトル防衛の危機に直結します。今回のリタイアは、カナダGPでのジョージ・ラッセル選手のバッテリー問題に続き、3戦で2度目のメカニカルトラブルとなりました。これにより、フェラーリやルイス・ハミルトン選手に猛追を許しています。ウォルフ代表は、復活の兆しを見せるフェラーリを突き放すには、純粋な速さだけでなく「信頼性」の確保が不可欠であると強調しました。
詳細:
- アントネッリ選手は残り5ラップでラッセル選手を追い抜き2位に上がった直後、モントリオールでのラッセル選手と同様の突然のパワーユニット停止に見舞われました。
- ウォルフ代表によれば、信頼性問題のみで計43ポイント(カナダで25、スペインで18)を喪失。また、顧客チームであるマクラーレン、アルピーヌ、ウィリアムスでも同様の問題が報告されています。
- 不調の中でも、アントネッリ選手はハミルトン選手に41ポイント、ラッセル選手に50ポイントのリードを保っています。コンストラクターズでは、ルクレール選手が油圧系統の故障でリタイアしたフェラーリに対し、72ポイントのリードを維持しています。
- 一方、ラッセル選手は、ハミルトン選手の3ストップ戦略に反応せよというチームの指示に不満を示し、当初の2ストップ計画の方が適切だったと考えていたと明かしました。
今後の展望:
メルセデスは6月26〜28日のオーストリアGPまでに根本的な原因を究明しなければなりません。ウォルフ代表は「あらゆる手段を尽くす」と断言しています。もし再び致命的なリタイアを喫すれば、フェラーリの猛追により両タイトルを逃すリスクが高まります。
元の記事 :https://www.skysports.com/f1/news/12433/13553908/toto-wolff-mercedes-team-princi...





