
フェルスタッペン、モンツァでの優勝とマクラーレンのチームオーダーについて言及
マックス・フェルスタッペンは、イタリアGPで自身が優勝を飾った後、マクラーレンのドライバーであるランド・ノリスとオスカー・ピアストリの間で行われたレース終盤の順位交換について自身の意見を述べました。
注目ポイント
レッドブルは、今年の選手権での優勝は難しいと予想されていましたが、モンツァで予想外の強さを見せました。一方、マクラーレンはチーム内でドライバー間の微妙な状況、すなわちチームオーダーを演出。フェルスタッペンの勝利と同じくらい大きな注目を集めました。
レース概要
- 予想外のポールポジション: モンツァの高速直線主体のコース特性を活かし、フェルスタッペンは土曜日の予選でポールポジションを獲得し、予想外の強さを見せました。
- 圧倒的なレース展開: スタートで一時的にノリスにリードを譲ったものの、フェルスタッペンは53周の4周目にノリスを抜き去り、残りのレースを独走しました。ハードタイヤ装着時でさえ、マクラーレンのソフトタイヤよりも速いラップタイムを記録し、2位のノリスに約20秒差をつけてチェッカーフラッグを受けました。ピアストリは表彰台の最後の席を獲得しました。
フェルスタッペンのパフォーマンスへの見解
グランプリ後、マックス・フェルスタッペンは『Sky Sports F1』に対し、自身の圧倒的なパフォーマンスについて次のように語りました。
- 「レースペースは予想よりもはるかに良かった。バランスが非常に素晴らしく、最初のスティントの大部分でタイヤの持ちが良かった。」
- 「正しい戦略を取った。ハードタイヤにピットインし、最後までフルプッシュできた。」
- 「マクラーレンがセーフティーカーを期待してステイアウトした戦略は理解できる。しかし、結局のところ、非常にシンプルなレースだった。たまにはそれが良いね。」
マックスが見るマクラーレンの交換
レース終盤、両マクラーレン車はソフトタイヤに交換するためピットインしました。しかし、ノリスのピットストップが遅れたため、両者がピットを終えた後、ピアストリが2位に浮上しました。これを受け、マクラーレンのピットウォールはピアストリにノリスを再び先行させるよう指示し、ピアストリはしぶしぶこれに応じました。
マクラーレンがレース終盤にノリスをピアストリに争わせずに先行させた決定について問われると、フェルスタッペンは自分なら同じ判断はしなかっただろうと示唆しました。
- 「彼らが何をすべきかについてコメントするつもりはない。マクラーレンは彼らが望むようにチームを運営しているのだから。」
- 「私の見解では、間違いは起こるものだ。時にはピットストップが遅れたり、ミスを犯したり、故障したりすることもある。それは全てレースの一部だ。」
- 「いずれにせよ、選手権では彼ら自身の間でのことだから、彼らは好きなことをする全権利がある。」とフェルスタッペンは締めくくりました。
オランダ人ドライバーは、彼とチームが過去数レース週末でより一貫した結果を出せていることを喜んでおり、シーズン残りの期間もこの流れが続くことを期待していると付け加えました。
元の記事 :https://f1i.com/news/548050-verstappen-chimes-in-on-mclaren-swap-after-straightf...