
ロバンペラ、シングルシーターデビューで苦戦、最終レースでクラッシュリタイア
WRC2回王者のカッレ・ロバンペラが、ニュージーランドで開催されたフォーミュラ・リージョナル・オセアニア選手権で、大きな注目を集めたシングルシーターへの転向に厳しいスタートを切った。サーキットレーシングへの適応に費した週末だったが、彼の最高成績は12位に留まり、最終レースでは多重接触事故により初周でリタイアという結果に終わった。このフィンランド人ドライバーは、このシリーズを2026年のスーパーフォーミュラ参戦に向けた重要な準備と位置付けている。
なぜ重要か:
ラリーの頂点にいたロバンペラが、サーキットレーシングの入門編へと移行することは、オフシーズン中最も興味深いドライバーの物語の一つだ。この育成シリーズでの彼のパフォーマンスは、ターマックでの競技に求められる全く異なるスキルを習得できるかどうかの重要な最初のテストとなり、彼のスーパーフォーミュラ挑戦と、将来的なF1への可能性に向けた道筋を示すことになる。
詳細:
- 週末を通じた進歩: ロバンペラは完走した3レースで着実な進歩を見せた。レース2では17位から12位に、レース3では18位から13位と順位を上げ、追い上げの能力を見せたものの、トップ10入りには苦戦した。
- 予選のペース: 彼は潜在的なスピードの片鱗を見せ、週末のフィーチャーレースで9番手グリッドを獲得した。これはクリーンなスタートができれば好成績が可能だったことを示唆しており、最終的に発揮されなかったポテンシャルを浮き彫りにした。
- クラッシュ: 最終レースは、始まる前に終わってしまった。9番手からスタートしたロバンペラは、ターン1でセバスチャン・マンソン、ライアン・ウッド、イェヴァン・デイヴィッドを巻き込む多重接触事故に遭遇。接触によってコースアウトし、その場でリタイア。週末を苦い結末で締めくくった。
- レース前の障害: 彼の準備は万全ではなかった。ロバンペラは12月に良性発作性頭位めまい(BPPV)と診断され、この内耳の疾患が原因で予定されていたスーパーフォーミュラのテストを欠場し、新しいマシンへの初期順応にも影響を与えた可能性が高い。
今後の見通し:
シリーズは今週末、第2戦をタウポで開催し、ロバンペラは学んだ教訓を即座に活かし、最終レースのクラッシュの記憶を払拭する機会を得る。結果は振るわなかったものの、25歳の彼は前向きな姿勢を崩さず、「非常に貴重な経験を積んだ」と強調した。このデビューウィークエンドは基準点であり、彼の適応能力の真価が問われるのは、シリーズの残り期間と2026年のスーパーフォーミュラキャンペーンにおける上達率だろう。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/kalle-rovanpera-single-seater-debut-ends-in-first-...





