最新ニュース

レッドブル、2026年のハンディキャップシステムより「素手勝負」のエンジン開発競争を希望

レッドブル、2026年のハンディキャップシステムより「素手勝負」のエンジン開発競争を希望

要約
レッドブルのテクニカルディレクター、ベン・ホジキンソンは、2026年F1のハンディキャップ制度(ADUO)が、エンジン開発の物理的・時間的制約により意図した効果を発揮しにくいと指摘。制限のない開発競争を希望する意向を示した。

レッドブル・フォード・パワートレインのテクニカルディレクター、ベン・ホジキンソンは、2026年F1の新制度「追加開発およびアップグレード機会」(ADUO)よりも、制限のない「素手勝負」の開発競争を望んでいると述べた。F1がメルセデスのハイブリッド時代初期のような独走を防ごうとする一方で、ホジキンソンはエンジン生産の物流的現実が、ハンディキャップシステムの意図した効果を弱める可能性があると主張する。

重要性:

F1は、燃焼-電気比率がほぼ50:50となる新2026年規制の下で競争の公平性を確保するため、ADUOを導入する。このシステムは、遅れをとっているメーカーが特定のレース間隔後にアップグレードを導入することを可能にする。しかし、ホジキンソンの懐疑的な見方は潜在的な欠陥を強調する。物理的な製造上の制約と耐久性要件が、遅れているチームがこれらの機会を効果的に活用することを妨げ、初期優位を固定化する可能性があるという点だ。

詳細:

  • システム概要: 2026年の第6戦、第12戦、第18戦後にパワーユニットが評価される。最高のエンジンに対して2-4%遅れているメーカーは1回のアップグレード機会を、4%以上遅れているメーカーは2回の機会を得る。
  • 時間的制約: ホジキンソンは、パワーユニットの開発サイクルはシャシーアップデートよりもはるかに長いと指摘する。2台のマシンではなく、エンジン群全体を更新することは、大幅な遅延を生み出す。
  • 製造の現実: 高精度金属部品の製造には12週間を要する可能性があり、耐久性の実証とレース用プールの整備に追加時間が必要となる。
  • リスク要因: ホモロゲーションにより、未実証部品の使用は禁止される。故障は重大なペナルティにつながる可能性があるため、導入前の広範なテストが必須である。

今後の見通し:

ホジキンソンは、メーカーが初期リードを確立した場合、ADUOがゲームチェンジャーになるとは予想していない。レッドブルとメルセデスが既に圧縮比に関する規制の抜け穴を活用したとの噂もあり、優れたパワーユニットに追いつくことは、規制が認めるアップグレードの有無にかかわらず、依然として緩慢なプロセスである可能性が高い。

元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/red-bull-would-pick-gloves-off-f1-engine-figh...

logomotorsport