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ノリス、レッドブルのグリッドテープ妨害を「面白い副次的任務」と揶揄、罰金処分も

ノリス、レッドブルのグリッドテープ妨害を「面白い副次的任務」と揶揄、罰金処分も

要約
ノリスはアメリカGPでのレッドブルによるグリッドテープ妨害を「面白い副次的任務」と揶揄。レッドブルは罰金処分を受け、マクラーレンは状況を楽しんだ。

なぜ重要か:

この出来事は、F1の覇権を争うマクラーレンとレッドブル間のライバル意識と心理戦が激化していることを浮き彫りにしています。一見些細な違反ですが、どんなに小さなディテールでさえ心理的優位をかけた戦場となることを示唆しています。

詳細:

  • レッドブルのチームメンバーが、アメリカGPでマクラーレンがノリスのP2グリッド位置のために設置したテープを取り除こうとしたところを発見され、5万ユーロの罰金(半額猶予)が科されました。
  • ランド・ノリス自身は、そのテープを実際には使用していなかったと明かし、レッドブルの試みが失敗に終わり罰金処分を受けたことは「さらに面白い」と語りました。
  • マクラーレンは、レッドブルの試みを阻止するため、特別に剥がせないように設計されたテープを使用しました。
  • ノリスはこの件を、マクラーレンにとってレッドブルを相手にした「面白い副次的任務」だったと表現しました。

行間の意味:

ノリスによるこの遊び心のあるからかいは、単なる笑い話以上のものです。これは巧妙な心理戦術であり、レッドブルの努力の無駄を公に指摘することで、彼らは自信を示し、プレッシャーをかわし、ライバルの精神に影響を与えることができます。競争はトラック上だけでなく、些細なミスさえも士気高揚に利用できる精神的な領域でも繰り広げられていることを示しています。

今後の展望:

ノリスは現在、この一件と、最近のチームメイトであるオスカー・ピアストリとのチーム内での衝突を乗り越えることに集中しています。チームとの話し合いは「非常に円滑だった」と強調し、残りのシーズンに全力を注いでいると述べました。まだ141ポイントが残っており、ノリスとピアストリの間にはわずか14ポイント差しかないため、マクラーレン内部の競争と、レッドブルとのより広範な戦いは、シーズン終盤に向けてさらに激しいレースと、さらなる「面白い副次的任務」をもたらすことでしょう。

元の記事 :https://f1i.com/news/551688-amusing-side-quest-norris-laughs-off-red-bulls-grid-...

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