
メルセデス、アントネッリの英GPトラックリミットペナルティに対し異議申し立てを断念
メルセデスは、イギリスグランプリでキミ・アントネッリが受けた5秒のトラックリミットペナルティについて、異議を申し立てない方針を決定しました。この結果、ルーキーのアントネッリはシルバーストンでのポイント獲得チャンスを逃すこととなりました。アントネッリは破損したホイールシールドの影響でW17のステアリング操作に激しい制限があったものの、スチュワードは機械的な問題があっても、度重なるコースアウトは正当化されないと判断しました。
Why it matters:
チームからのリタイア勧告を拒み、粘り強いリカバリードライブを見せたアントネッリでしたが、このペナルティによりポイント圏外へと転落しました。また、ステアリングに不具合がある車両であっても、FIAの規定通りホワイトラインを遵守しなければならないという、レース運営側の厳格な基準が改めて浮き彫りとなりました。
The details:
- アントネッリはターン6(ブルックランズ)での4回目の違反でペナルティを受けました。スチュワードはホイールシールドの問題を認識しつつも、それをコースアウトの「正当な理由」とは認めませんでした。
- メルセデスはレース後の検証を行いましたが、正式な異議申し立てや、96時間以内に新証拠を提示する必要がある「再審査請求(Right of Review)」を行う根拠はないと結論付けました.
- トト・ヴォルフ代表は、走行自体は可能だったものの、アセンブリ内に混入したデブリが旋回を極めて困難にしており、当局の寛大な判断を得るのは難しい状況だったと述べています。
- アントネッリ本人は、ペナルティは痛手であるとしつつも、「ルールは絶対である」として結果を受け入れています。
What's next:
メルセデスは損傷したW17をブラックリーに持ち帰り、ホイールシールドにどのようにデブリが入り込んだかを調査します。相次ぐリタイアを受け、ヴォルフ代表が2026年車において「最優先課題」として信頼性を挙げているため、こうした耐久性の改善がチームの急務となります。
元の記事 :https://www.the-race.com/formula-1/mercedes-wont-challenge-antonelli-penalty-f1-...






