
メルセデス、アントネッリのエンジンペナルティ適用時期を検討。モンツァが候補に
メルセデスは、今後のラウンドでパワーユニット変更に伴うグリッドペナルティをいつ受けるかについて慎重に検討しています。チャンピオンシップリーダーのキミ・アントネッリ選手が、すでに今シーズン規定されている主要エンジンの使用上限に達しているためです。アントネッリ選手はICE(内燃機関)、エキゾースト、エネルギー・ストア、コントロール・エレクトロニクスの全割り当てを使い切っており、これらを新調すれば自動的にグリッド降格となります。
Why it matters:
グリッドペナルティはタイトル争いの行方を左右しかねませんが、重要なのはタイミングです。追い越しのチャンスが多いサーキットでペナルティを消化すれば、アントネッリ選手は十分に順位を挽回してポイントを獲得できますが、ザンボートのようなコースでタイミングを誤れば、激しい選手権争いの中で致命的な打撃となり得ます。
The details:
- アントネッリ選手は、ICE、エキゾースト、エネルギー・ストア、コントロール・エレクトロニクスの4つの要素で規定数をすべて使い切っています。
- ターボチャージャーとMGU-Kのスペアは残り1つのみであり、これを使用すればさらにペナルティが科せられます。
- トト・ヴォルフ代表は、アントネッリ選手の地元であり、長い直線とスリップストリームの恩恵を受けやすいモンツァが、理論的にペナルティ消化の理想的な場所であると述べています。また、バクーも検討候補に挙がっています。
- バルセロナGPでは電気系統の不具合により、確実視されていた2位獲得のチャンスを逃し、チームは急いでオーストリア戦に向けた修正を余儀なくされました。
- 信頼性に問題がなければ、使用済みの旧部品を使い回すことでペナルティを回避できる可能性がありますが、部品の寿命については不透明な状況です。
What's next:
今後の決定は、コンポーネントの信頼性とレース戦略のバランスにかかっています。もし既存のパーツに不安がある場合、スリップストリームが効きやすいモンツァやバクーでペナルティを受けることが、最も賢明なダメージコントロールとなるでしょう。チームはイタリアGPを前に、アントネッリ選手の父マルコ氏とタイミングを協議し、最終的な計画を決定する見通しです。
元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/mercedes-could-opt-for-kimi-antonelli-to-take...





