
メルセデス、コストキャップの影響でW17のアップグレード予算が限界に
要約
トト・ヴォルフ代表が、コストキャップ制限によりW17のさらなる開発予算が不足していることを認めました。序盤は圧倒的でしたが、ライバルの更新頻度に後れを取り、アントネッリのリードが脅かされる状況にあります。
メルセデスのトト・ヴォルフ代表は、F1のコストキャップ規制により、W17の継続的なアップデートを行う予算的な余裕がないことを認めました。シーズン序盤の圧倒的な優位性が徐々に失われる中、ヴォルフ代表は「マシンに投入する開発資金が不足している」と吐露しました。
Why it matters:
メルセデスは開幕後6戦で全勝し、最初の10戦すべてでポールポジションを獲得するという完璧なスタートを切りました。しかし、その後の6戦ではわずか2勝に留まり、フェラーリとマクラーレンがそれぞれ2勝を挙げました。特にハンガリーとザンドヴォールトでのランド・ノリスの勝利は、マクラーレンがいかに急速に差を詰めたかを物語っています。
The details:
- 予算の現実: ヴォルフ代表は、アップデートの不足が戦略的な選択ではないことを強調しました。「これは開発レースです。トップチームがアップデートを導入すれば、少なくともコンマ数秒の短縮が見込めます。それができないということは、そのままタイムロスに繋がります」。
- パーツ導入数: 第12戦まで、フェラーリは40個、マクラーレンとレッドブルはそれぞれ38個の新パーツを導入しましたが、メルセデスはわずか24個に留まりました。アップデートの規模を考慮しても、ライバルに後れを取っている状況です。
- 異なる戦略: ヴォルフ代表は、他チームがシーズン前半から中盤にかけて予算を集中させたのに対し、メルセデスは後半に向けてリソースを温存しようとしたと説明しています。また、初期設計に予算を使いすぎたという指摘については否定しました。
- 信頼性の課題: パワーユニット(PU)の問題により、キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルは合計で50〜100点ほどのポイントを失ったと推定されています。
What's next:
メルセデスが次なるW17の大規模アップデートを導入するのは、少なくとも4戦後になると予想されます。現在、キミ・アントネッリがラッセルやルイス・ハミルトンに59点、ノリスに83点差をつけてチャンピオンシップをリードしていますが、そのリードは非常に危うい状況にあります。
元の記事 :https://speedcafe.com/f1-news-2026-mercedes-toto-wolff-upgrades-money-none-lates...





