
マクラーレン、オーストリアGP練習走行で回転式リアウイング「マカレナ」を試行
マクラーレンは、オーストリアGPの金曜日練習走行において、実験的な回転式リアウイングを導入します。フェラーリとレッドブルに続き、いわゆる「マカレナ」コンセプトを試みる3番目のチームとなります。メルセデスが序盤から圧倒的な強さを見せ、ルイス・ハミルトンがバルセロナで勝利を収める中、ウォーキングを拠点とするマクラーレンは2026年シーズン初快挙となる初優勝を追い求めています。
Why it matters:
メルセデスがコンストラクターズランキングで首位を独走し、マクラーレンがフェラーリに49ポイント差をつけて3位に甘んじている現状では、わずかな性能向上(マージナルゲイン)が勝敗を分ける鍵となります。この回転式ウイングは、2026年のアクティブ・エアロ規定に基づき、高ダウンフォース設定と低ドラッグ設定を切り替えるものですが、他チームで実証されたコンセプトが自車でも同様の効果を発揮するかについては、慎重な見方を崩していません。
The details:
- ニール・ホールディ技術責任者は、金曜日の練習走行でこの実験的なウイングと共にリアコーナーのマイナーアップデートを導入すると明かし、今回のパッケージをシーズンを通じた開発ロードマップの一環として位置づけています。
- フェラーリがバーレーンのプレシーズンテストでこの回転式デザインを初めて試行し、マイアミGPで実戦投入。その後、レッドブルもマイアミで独自の解釈によるバージョンを披露しました。
- ロブ・マーシャル・チーフデザイナーは、競合他社の革新的な技術をすべて分析しているものの、単にパーツを模倣しても異なる車両で同一の結果が得られることは稀であると指摘。ただし、かつての「ダブルディフューザー」のような稀な例外はあるとしています。
- ランド・ノリスが2025年に優勝したことで、マクラーレンは昨年の覇者としてレッドブル・リンクに乗り込みますが、メルセデスが序盤を支配した今シーズン、チームとしてまだ最高表彰台に立つことはできていません。
What's next:
金曜日の走行データに基づき、予選および決勝での採用を判断します。たとえデータが有望であっても、マクラーレン独自の空力哲学にこの回転式コンセプトを完全に統合させることが、トップ争いに食い込むための真の挑戦となるでしょう。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/mclaren-rear-wing-upgrade-macarena-concept-austria...





