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マクラーレンのノリス、メキシコGPフリー走行3回目でトップタイムを記録

マクラーレンのノリス、メキシコGPフリー走行3回目でトップタイムを記録

要約
F1メキシコGPのFP3で、マクラーレンのランド・ノリスがトップタイムを記録しました。高地サーキット特有の難しさの中で、各チームのパフォーマンスにばらつきが見られ、マクラーレンの競争力とノリスの予選での活躍に期待がかかります。

F1メキシコシティGP フリー走行3回目

メキシコシティGPのフリー走行3回目(FP3)で、マクラーレンのランド・ノリスが圧倒的な速さを見せ、トップタイムを記録しました。ルイス・ハミルトン(フェラーリ)とジョージ・ラッセル(メルセデス)が後続につきました。このセッションは、高地にあるオートドロモ・エルマノス・ロドリゲス・サーキットでの走行に向け、各チームがセッティングを最終調整する重要な前哨戦となりました。

なぜ重要か:

ノリスの力強いパフォーマンスは、今週末のマクラーレンの潜在的な競争力を示唆しています。特に、タイトなマージンと予測不可能なメキシコシティ・サーキットにおいて、彼の走りはオーバーテイクが難しいこのコースでの予選ポジション争いに有利に働くでしょう。

詳細:

  • ノリスのペース: 1分16秒633を記録し、マクラーレンの好調ぶりを証明。21周を走行。
  • フェラーリの挑戦: フェラーリ移籍のルイス・ハミルトンは0.345秒遅れの2位。シャルル・ルクレールは4位。
  • メルセデスの安定感: ジョージ・ラッセルが3位、ルーキーのアンドレア・キミ・アントネッリが7位と、上位陣での存在感を示しました。
  • レッドブルの位置: 通常フロントランナーのマックス・フェルスタッペンは6位。チームはポテンシャルを秘めているか、あるいはバランス調整に苦戦している可能性が示唆されました。
  • 注目すべきパフォーマンス: レーシング・ブルズのアイザック・ハジャールが8位、レッドブルの角田裕毅が9位と健闘。
  • 苦戦するチーム: アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは最下位に沈み、予選への懸念材料となっています。

全体像:

メキシコシティの高い標高は、エンジンのパワー、冷却、空力効率に大きく影響します。トップチーム間での結果のばらつきは、決定的なアドバンテージを持つチームがないことを示しており、非常に競争の激しい予選を予感させます。マクラーレンは良好なバランスを見出したようですが、フェラーリとメルセデスも好調です。レッドブルの控えめなパフォーマンスは、戦略的なものか、実際の課題か、注目されます。

今後は:

各チームはFP3のデータを分析し、予選に向けて最終調整を行います。このサーキットでは、予選で得られるグリッドポジションがレース戦略やオーバーテイクの難易度に直結するため、極めて重要です。ノリスがプラクティスでの勢いを予選でも維持できるか、フェルスタッペンとフェラーリ勢がそれにどう対抗するか、注目が集まります。

元の記事 :https://f1i.com/news/551881-mexico-city-grand-prix-free-practice-3-results.html

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