
F1『最悪』チーム、アルピーヌが異例のポジションに躍進
昨シーズンF1で最下位だったチームが、今年に入って驚異的な飛躍を遂げ、スポーツの典型的な階層の間に位置する異例の立場に立っている。
2025年選手権で最下位が確定した後 — 早々に2026年規定に集中し、ルノーワークス体制を捨ててメルセデスカスタマー契約に舵を切った決断 — アルピーヌは2026年の4戦で早くも昨年1年分以上のポイントを獲得した。
なぜ重要か:
アルピーヌがシーズン全体を捨て、ワークスチームの地位を失う賭けは『成功か失敗か』の勝負だった。初期の結果はそれが功を奏していることを示し、ミッドフィールドの構図を塗り替え、大胆な戦略転換がチームの運命を逆転させ得ることを証明している。
詳細:
- 予選平均は、メルセデス、フェラーリ、マクラーレン、レッドブルからなる『ビッグ4』がアルピーヌ率いるミッドフィールドをリードし、キャデラックとアストンマーティンが続く構図。ただしオーストラリアを除けば、アルピーヌはミッドフィールドより前、トップチームより後ろという独自の『無人地帯』を築いている。
- マイアミが最も印象的な週末だった: フランコ・コラピントが最高のレースを展開し、両車とも明確に戦闘圏内にあった。ガスリーはスプリント19周で次のミッドフィールド車(ハース)より26秒先行した。
- 転機はメルセデスパワーユニット採用と絶え間ないアップグレード推進によるもの。コラピント用の軽量シャシーとガスリー用のリアウィングアップグレードは機内持ち込み手荷物としてマイアミに到着し、ガレージで組み立てられた。
- マネージングディレクター、スティーブ・ニールセンの言葉: 「すべてはマシンから始まります。マシンが向上すれば、人々はプロジェクトを信じるようになります。」
次なる展開:
アルピーヌはまだ再建途上にある — デビッド・サンチェス率いるテクニカルチームと新しいDynismaシミュレーターがさらなる向上をもたらすだろう。しかし進歩は一直線ではない。アウディやレーシングブルズといったライバルがカナダでアップグレードを持ち込む予定だ。
本当の問い: アルピーヌはその地盤を維持できるか? ピエール・ガスリーは後方を気にせず前方を狙いたいと語る。「私は前の戦いにもっと興味があります」と。アルピーヌが最後のQ3枠を確保し、『クラスB』を定期的にリードできれば、それは大きな成果となるだろう。現在の状況からすれば、単なる夢ではない。
元の記事 :https://www.the-race.com/formula-1/alpine-how-f1-worst-team-leapt-into-unusual-p...





