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ハミルトン、フェラーリでの初表彰台はいつ? アゼルバイジャンGPで偉業継続なるか

ハミルトン、フェラーリでの初表彰台はいつ? アゼルバイジャンGPで偉業継続なるか

要約
ルイス・ハミルトンはフェラーリ移籍後、初表彰台と18年連続シーズン表彰台記録の維持に苦慮しています。アゼルバイジャンGPは、この記録を更新するための重要な機会となる見込みです。フェラーリもシーズン初優勝を目指しています。

ルイス・ハミルトンは、フェラーリ加入初年度にして、いまだトップ3フィニッシュを記録できておらず、プレッシャーに直面しています。F1キャリアで18年連続となるシーズンごとの表彰台獲得という偉業の維持がかかる中、彼は今週末のアゼルバイジャンGPで、この目標達成を目指します。

なぜ重要か

  • デビュー以来続くハミルトンの前人未到の18シーズン連続表彰台記録が、19年目に延長されるかどうかが、F1における新たなマイルストーンとなります。
  • コンストラクターズ選手権で2位につけるフェラーリですが、2025年シーズンにおいて、トップ4チームの中で唯一、まだ一度も優勝を飾れていない状況であり、シーズン終盤に向けて強い追い上げが求められています。

大局

  • ハミルトンは2025年シーズン、8回のトップ6フィニッシュを記録しており、イモラ、レッドブル・リンク、シルバーストンでの4位がこれまでの最高成績です。
  • スクーデリアは、昨年10月のメキシコシティGP以来、約1年間、グランプリでの勝利を祝えていません。

詳細

  • モンツァでの勢い: ザントフォールトからの5グリッド降格ペナルティを引き継いだにもかかわらず、ハミルトンはイタリアGPでSF-25マシンに「確かな進歩」を感じたと語りました。予選5位からスタートし、6位でレースを終えました。
  • ドライバーの見解:
    • ハミルトンは、フェラーリの純粋なペースはレッドブルとマクラーレンに次ぐ「4番手、5番手」レベルだとし、表彰台には「並外れた仕事」が必要だと慎重な姿勢を示しています。
    • チームメイトのシャルル・ルクレールは、シンガポール、バクー、ラスベガスのサーキットが、フェラーリが「少しでも優勝に近づける」可能性のある場所だと指摘しました。
  • チーム代表の信頼: フェラーリのチーム代表、フレデリック・ヴァッサーは、ハミルトンの表彰台獲得の可能性について楽観的です。彼は、ハミルトンが最近のレースでジョージ・ラッセルと競い合った能力を挙げ、特にフェラーリが伝統的に強みを発揮してきたバクーでは、ルクレールが過去4回の予選で全てポールポジションを獲得したことに言及しました。

今後

  • フェラーリのマシン特性に適しているとされるバクーでのアゼルバイジャンGPが、当面の焦点となります。
  • フェラーリが2025年シーズン後半に向けて掲げる目標は、コンストラクターズ選手権2位の確定と、最低1回のグランプリ優勝です。
  • フェラーリは現在、コンストラクターズ順位でメルセデスに20点、レッドブルに41点のリードを保っています。

元の記事 :https://www.skysports.com/f1/news/12433/13429713/lewis-hamilton-ferrari-driver-a...

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