
ハミルトンの快走がフェラーリ内部に波紋、ルクレールとの序列に影響か
ルイス・ハミルトンがフェラーリでのキャリアを絶好調でスタートさせたことで、チームガレージ内に複雑な状況が生じています。7度の王者であるハミルトンがシャルル・ルクレールを上回るポイントを獲得し、チームが獲得した6回の表彰台のうち4回を独占したことで、ルクレールに長期契約を提示してからわずか数ヶ月で、ドライバーの序列に疑問符が付いています。
なぜ重要なのか:
フェラーリはルクレールと2030年以降まで続く破格の長期契約を結んでいますが、ハミルトンの契約は2027年までです。この格差がある中で、ハミルトンがチームポイントの61%を稼ぎ出し、チームメイトに40ポイントの差をつけている現状は、マラネロに政治的な緊張をもたらすリスクがあります。この点差が埋まらない場合、ルクレールを「フランチャイズドライバー」として優先したチームの判断に対し、厳しい視線が注がれることになるでしょう。
詳細:
- 元世界チャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、ルクレールがいわば「終身契約」を得ている一方で、実際に結果を出しているのはハミルトンであると指摘し、内部摩擦の可能性を強調しました。
- ルクレールは2戦連続で得点圏外に沈み、ドライバーランキングを3位から4位に落とし、ジョージ・ラッセルに31ポイント差をつけられています。
- フレデリック・バスール代表は、ブレーキ・バイ・ワイヤの問題が未解決で戦略的な妥協を強いられたものの、バルセロナでのルクレールの走りは直近のラウンドより「前向き」に捉えられるとして、慎重ながらも楽観的な姿勢を示しました。
- ルクレール自身も、スペインでのアップデートパッケージを十分に活かせなかったことに失望感を示し、ハミルトンのレベルに追いつく必要があることを認めています。
今後の展望:
シーズンが進むにつれ、フェラーリのドライバーペアを巡る議論はさらに激化するでしょう。ルクレールがチームの長期的な柱としての地位を正当化し、短期契約で加入したハミルトンによって序列が崩れるのを防ぐには、早急に安定感を取り戻す必要があります。開発に拍車をかけるフェラーリにとって、次戦以降の結果が「健全なライバル関係」になるか、「慢性的な内部対立」になるかの分かれ道となるはずです。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/lewis-hamilton-form-charles-leclerc-ferrari-issues






