最新ニュース

FIA、ラスベガスFP2でのインシデントについてシャルル・ルクレールに処分なし

FIA、ラスベガスFP2でのインシデントについてシャルル・ルクレールに処分なし

要約
FIAはラスベガスGP FP2でのルクレールのインシデントについて、単なる「誤解」と判断し、処分なしとしました。ルクレールはプラクティスで好調なペースを示しており、ペナルティ回避は予選・決勝への集中を可能にします。

FIA、ラスベガスFP2のインシデントでルクレールに処分なし

フェラーリのドライバー、シャルル・ルクレールは、ラスベガス・グランプリのFP2セッション中に発生したインシデントに関してFIAスチュワードによる調査を受けたものの、さらなる処分は科されませんでした。これは、ルクレールがギアボックスの不具合の疑いによりセッション中にコース上で停車した際の「誤解」によるものです。

なぜ重要か:

ルクレールのインシデントは、最終的にペナルティには至りませんでしたが、レース進行中の車両回収の複雑さと潜在的な安全上の懸念を浮き彫りにしました。フェラーリにとっては、ペナルティを回避できたことで、ラスベガスでの好調なプラクティスでのパフォーマンスを損なうことなく、予選とレースに向けて競争力のあるペースを最大限に活かすことに集中できるようになりました。

詳細:

  • インシデント概要: FP2中、ルクレールの車両にギアボックスの不具合の疑いが生じ、コース脇に停車せざるを得なくなりました。
  • 回収時の混乱: マーシャルは当初、車両をニュートラルに入れるのに苦労しました。ルクレールは支援しようと、車両が安全ではないと判断したマーシャルの当初の要請に反して、車両を再始動させました。
  • ルクレールの説明: ドライバーはスチュワードに対し、エンジンを切る前にまず車両をニュートラルに入れようとしたと説明しました。マーシャルがニュートラルにできなかったため、彼は支援のために車両を再始動させ、最終的に安全であることをマーシャルに納得させた後、再びエンジンを切りました。
  • FIAの判断: スチュワードは、映像やチーム無線を含む全ての証拠を検討した結果、これは「誤解」であったと結論づけ、ルクレールに一切の不正行為はなかったとして、さらなる処分を科さないことを決定しました。
  • プラクティスでのパフォーマンス: この一件にもかかわらず、ルクレールはFP1でトップ、FP2で3位という好調な金曜日を過ごし、ラスベガスでのフェラーリの競争力のあるペースを示しました。

今後の展望:

ルクレールは、ラスベガス・グランプリ週末の残り期間におけるフェラーリの展望について楽観的です。彼はチームが良好なポジションにおり、車両セットアップ改善のための明確なアイデアを持っていると信じています。プラクティスで見せた競争力のあるペースにより、焦点は予選へと移り、フェラーリはポールポジション獲得に挑みます。夜間に下されるセットアップの決定は、メルセデス、マクラーレン、レッドブルといったライバル勢に対して強力なパフォーマンスを維持するために極めて重要となるでしょう。

元の記事 :https://www.planetf1.com/news/charles-leclerc-fia-f1-2025-las-vegas-grand-prix

logoPlanetF1