
FIA、苦戦するホンダ支援のためエンジン規則拡大を承認
FIAは、数週間にわたる議論と投票の一時中断を経て、2026年の新エンジン時代に苦戦するホンダを支援するための規制変更を正式に承認しました。改訂された規則は、キャッチアップメカニズム「ADUO」を拡大し、ベンチマークより10%以上遅れているとされるホンダに対し、より大きな開発の裁量と財政的な余裕を与えるものです。
なぜ重要か:
競争力のあるホンダは、アストンマーティンそしてF1のトップモータースポーツとしての信頼性にとって不可欠です。主要メーカーが後方に沈むまま放置すれば、スポーツの魅力を損ない、将来の参入を阻むことになります。今回の調整は、特定のチームが不当に利益を得ることなく、グリッドの不均衡を防ぐことを目的としています。
詳細:
- コスト上限の引き上げ: ベンチマークより10%以上遅れているメーカーのコスト上限最大額が、従来の800万ドル(8%基準)から1100万ドルに増額。
- 単年度開発予算: 2026年のみ800万ドルの追加予算が認められ、ホンダを集中的に支援。
- テストベンチ時間の増加: 10%以上遅れている場合、追加許容時間が190時間から230時間に拡大。
- パフォーマンス測定時期: アップグレード対象を決める最初の評価時期が、シーズン序盤のレース中止によりモナコからカナダGP(5月24日)後に延期。
- その後の評価: 残りのアップグレード期間はハンガリー(第11戦、6月)とメキシコ(第18戦、11月)後。
今後の展開:
追加支援の対象となるメーカーの最初の判定はカナダ後に行われます。しかしFIAは、メルセデスが規則の悪用可能性を懸念していることを踏まえ、公平な測定のためにチームとの継続的な議論を経て、2%の基準値やICE性能指標が調整される可能性があると警告しています。今シーズン3回のアップグレード期間で、ホンダがどれだけ速くトップとの差を縮められるかが決まります。
元の記事 :https://www.the-race.com/formula-1/f1-engine-rules-changes-honda-delayed-green-l...





