最新ニュース

FIA、中止レース受けADUO制度を拡大…F1エンジン開発ルールを調整

FIA、中止レース受けADUO制度を拡大…F1エンジン開発ルールを調整

要約
FIA、バーレーン・サウジアラビアGP中止に伴いADUO制度を修正…エンジン開発ルール緩和と評価時期変更

FIAはバーレーンGPとサウジアラビアGPの中止を受け、ADUO(追加開発・アップグレード機会)制度を更新した。評価時期を変更し、苦戦するパワーユニットメーカー(PUM)への許容範囲を拡大。第1評価期間はマイアミ(第6戦)からカナダGP(第5戦)後に前倒しされ、以降の評価はハンガリー(第11戦)後と第18戦後に変更された。

なぜ重要か:

ADUOは5年間のエンジンサイクルでどのメーカーも大きく遅れを取らないための仕組み。今回の調整には、トップから10%以上遅れたPUM向けの新テストベンチ区分も含まれる。初期のパフォーマンス指標データから、一部のPUMが想定以上に苦戦している可能性が示唆され、競争順位に影響を与える可能性がある。

詳細:

  • 評価時期の変更: 第1期は第5戦(カナダ)後、第2期は第11戦(ハンガリー)後、第3期は第18戦後(変更なし)。
  • テストベンチ時間の追加: トップエンジンから10%以上遅れたPUMに230時間を追加提供(従来は8%以上遅れで190時間)。
  • 財政的柔軟性: 10%以上遅れたPUMは初年度に1,100万ドルの下方調整が可能で、後年度で均衡を図る。
  • パドックの噂: アウディとホンダは2回の同型更新資格(4%以上遅れ)を得ると見られ、フェラーリは1回の可能性。メルセデスとレッドブル・パワートレインズが先頭集団。

背景:

FIAシングルシーターディレクターのニコラス・トンバジスは、ADUOはパフォーマンスバランス(BoP)制度ではなく、あくまで追加開発機会を提供するものと強調。「後れを取ったチームに無償の加点を与えるものではない」と述べた。メルセデスのトト・ウォルフはFIAの公平性に信頼を示し、ADUOを「飛び越え仕組みではなく、追い上げ仕組み」と評価。初回のADUO承認はカナダGP後に決定される。

元の記事 :https://www.planetf1.com/news/fia-f1-engine-rules-aduo-struggling-manufacturers-...

logoPlanetF1