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フェラーリ、180度回転するリアウイングの革新的設計を披露

フェラーリ、180度回転するリアウイングの革新的設計を披露

要約
フェラーリがテストで披露した180度回転するリアウイングは、ストレートで航空機の翼のように働き、抗力を劇的に低減。高速サーキットでのエネルギー管理に有利となる可能性があるこの革新設計が、2024年シーズンの競争図式に変化をもたらすかもしれません。

フェラーリが、バーレーンで行われたシーズン前テストで注目を集めた革新的な新型リアウイングのデザインで、F1パドックの関心を一手に集めています。このシステムは、ストレートで180度完全に回転するフラップを特徴としており、航空機の翼のように機能して空力抵抗を劇的に低減します。レギュレーションに対するこの独創的な解釈は、カレンダー上最速のサーキットにおいて、大きなエネルギー節約の優位性をもたらす可能性があります。

なぜ重要なのか:

超競争的なF1の世界では、わずかな空力の向上も激しく追求されます。フェラーリの解決策は、長年の課題に対する新たなアプローチを示しています:コーナーでのダウンフォースを損なうことなく、ストレートでの抵抗を減らすこと。もし効果的かつ信頼性が高ければ、高速サーキットにおけるチームの性能プロファイルを変え、エネルギー管理とレース戦略全体に影響を与える可能性があります。

詳細:

  • 核心的な革新は、DRS作動時にリアウイングフラップが時計回りに180度回転し、通常のレーシング設定とは反対の位置に配置されることです。
  • これにより、ウイングのメインプレーンとフラップの間に、標準的な90度開きよりもはるかに大きな隙間が生まれ、より大幅な抗力低減につながります。
  • 揚力効果: 回転状態では、フラップは航空機の翼プロファイルを模倣し、わずかな揚力を発生させます。これは感知できない程度にマシンのリアを持ち上げ、ディフューザーの拡大セクションを増加させます。
  • ディフューザーストールの誘発: 持ち上げられた角度はディフューザーの「迎え角」を増加させ、下面の気流を分離または「ストール」状態にします。これにより、ディフューザー自体が発生させる抗力が除去され、全体の抗力低減が相乗的に増幅されます。
  • 主な利点は単なるトップスピードではなく、所定の速度でマシンを推進するために必要なエネルギーの削減であり、電気エネルギー配分やリフト&コースト局面の管理に極めて重要です。

今後の展開:

このシステムの真の競争力は、レース条件下でのみ明らかになるでしょう。

  • その優位性はサーキットによって異なり、モンツァ、スパ、ジェッダ、ラスベガスなどの高速サーキットが、エネルギー節約の面で最大の潜在的利益をもたらす可能性が高いです。
  • 重要な疑問点は、ライバルチームが同様のコンセプトを迅速に開発できるか、またはFIAがその合法性を精査するかどうかです。ただし初期報告では、これは巧妙ではあるが合法的なレギュレーション解釈であると示唆されています。
  • フェラーリにとって、これは2024年にグリッドの最前線で戦うためにあらゆる可能な優位性を求める中で、大胆かつ革新的なエンジニアリングの方向性を示すシグナルです。

元の記事 :https://racingnews365.com/ferrari-bizarre-new-rear-wing-explained

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