
WECの中東戦キャンセルでF1シーズン最終戦に影響か、代替案を模索
FIA世界耐久選手権(WEC)は、地域的な紛争の影響により、カタールとバーレーンのラウンドを正式にキャンセルし、それぞれバルセロナとモンツァへ変更することを決定しました。この決定を受け、同様の安全面およびロジスティクス上の懸念を抱えるF1にも圧力が高まっています。F1は依然として2026年シーズンを11月下旬のカタールと12月上旬のアブダビで締めくくる意向です。
Why it matters:
今シーズンのF1カレンダーは、バーレーンとサウジアラビア戦のキャンセル、そして10月にセパンがバーレーン戦の代替となるなど、既に大きな混乱に見舞われています。もし残り2つの中東ラウンドまでもが失われれば、さらなる大幅な再編を余儀なくされ、シーズン最終戦が気候条件の厳しい年末の欧州へと移される可能性があります。
The details:
- WECの動向: 主催者は地域情勢によりレース開催は不可能と判断。カタール戦を10月18日のバルセロナへ、バーレーン最終戦を11月8日のモンツァへと変更しました。
- F1の計画: 11月29日のルサイル、12月6日のヤス・マリーナでの開催を予定していますが、並行して具体的なコンティンジェンシープラン(不測の事態への対応策)を策定しています。
- イモーラ: 代替候補として最有力視されています。ただし、12月の低気温によるタイヤの温度管理などのリスクが懸念されます。
- ポルティマオ: 年末の気候が穏やかであるため候補に挙がりましたが、2027年の復帰に向けたインフラ整備工事により、現時点では現実的ではありません。
- その他の選択肢: イスタンブル・パークでの開催や、2026年の既存開催地での2回戦開催などが検討されています。
- 現状のカレンダー: マレーシアが10月2〜4日にバーレーンGPの代替開催に合意したことで、アゼルバイジャン、シンガポールと共に「トリプルヘッダー」を形成し、全23戦の体制となっています。
What's next:
F1はWECよりも決定までの時間的猶予がありますが、チームやマニュファクチャラーは早期の確定を求めています。地域的な不安定さが解消されない場合、ラスベガス戦後に欧州でシーズンを完結させる方向へ舵を切る可能性がありますが、短期間での会場および日程の確保は物流面で大きなハードルとなるでしょう。
元の記事 :https://speedcafe.com/f1-news-2026-calendar-update-middle-east-rounds-wec-cancel...





