
F1 2026年シーズン、カレンダーと決勝スタート時間が決定:カナダGPはインディ500との重複を回避
要約
F1の2026年シーズンカレンダーとスプリント日程が発表されました。カナダGPはインディ500との観戦重複を避けるため時間調整され、新設マドリードGPやモントリオール、ザントフォールト、シンガポールなど新たなスプリント開催地も加わり、ファンはダイナミックなシーズンを楽しみにできます。
F1は、2026年シーズンの全カレンダーとレースのスタート時間を発表しました。スプリントレースのスケジュールも確定しています。今回の主な変更点として、カナダグランプリの開催時間が調整され、インディアナポリス500との直接的な重複が避けられることになりました。
なぜ重要なのか
このカレンダー改訂は、モータースポーツファンが象徴的なインディアナポリス500とF1レースを同じ日に両方観戦できるようにすることで、主要なモータースポーツイベントにおける視聴者の選択肢を広げることを目的としています。
全体像
2026年シーズンは、F1の地域化への取り組みを継続し、スプリントレースフォーマットに新しい開催地を導入するとともに、伝統的なレースの開催時間帯を大幅に変更します。
詳細
- モナコGPの移動: モナコグランプリは5月下旬から6月上旬に移動し、カナダグランプリはF1の地域化計画の一環として5月22~24日の週末に開催されます。
- インディ500への配慮: 5月24日のカナダグランプリ決勝は、通常より2時間遅い現地時間午後4時にスタートします。これは、通常東部時間午後12時45分に始まり、約3時間で終了するインディアナポリス500を観戦できるようにするためです。
- スプリント・カレンダー:
- 中国とマイアミがスプリント開催地として復活します。
- モントリオール、ザントフォールト、シンガポールがスプリント開催地として初登場。シルバーストンは2021年以来の開催となります。
- 新設マドリードGP: 新しいマドリード市街地コースは、予選午後4時、決勝午後3時という典型的な欧州時間帯が採用されます。
- ナイトレース: バーレーンからアブダビでのシーズンフィナーレまで、計6戦のナイトレースが予定されています。
F1 2026年シーズン・フルカレンダー(現地スタート時間)
スプリントラウンド()はアスタリスクで表示。全スタート時間は現地時間。
- 3月6~8日: オーストラリアGP(予選午後4時、決勝午後3時)
- *3月13~15日: 中国GP(スプリント午前11時、予選午後3時、決勝午後3時)
- 3月27~29日: 日本GP(予選午後3時、決勝午後2時)
- 4月10~12日: バーレーンGP(予選午後7時、決勝午後6時)
- 4月17~19日: サウジアラビアGP(予選午後8時、決勝午後8時)
- *5月1~3日: マイアミGP(スプリント午後12時、予選午後4時、決勝午後4時)
- *5月22~24日: カナダGP(スプリント午後12時、予選午後4時、決勝午後4時)
- 6月5~7日: モナコGP(予選午後4時、決勝午後3時)
- 6月12~14日: スペインGP(予選午後4時、決勝午後3時)
- 6月26~28日: オーストリアGP(予選午後4時、決勝午後3時)
- *7月3~5日: イギリスGP(予選午後4時、決勝午後3時)
- 7月17~19日: ベルギーGP(予選午後4時、決勝午後3時)
- 7月24~26日: ハンガリーGP(予選午後4時、決勝午後3時)
- *8月21~23日: オランダGP(スプリント午後12時、予選午後4時、決勝午後3時)
- 9月4~6日: イタリアGP(予選午後4時、決勝午後3時)
- 9月11~13日: マドリードGP(予選午後4時、決勝午後3時)
- 9月25~27日: アゼルバイジャンGP(予選午後4時、決勝午後3時)
- *10月9~11日: シンガポールGP(スプリント午後5時、予選午後9時、決勝午後8時)
- 10月23~25日: アメリカGP(予選午後4時、決勝午後3時)
- 10月30日~11月1日: メキシコシティGP(予選午後3時、決勝午後2時)
- 11月6~8日: サンパウロGP(予選午後3時、決勝午後2時)
- 11月19~21日: ラスベガスGP(予選午後8時、決勝午後8時)
- 11月27~29日: カタールGP(予選午後9時、決勝午後7時)
- 12月4~6日: アブダビGP(予選午後6時、決勝午後5時)
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/f1-2026-race-start-times-announced