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キャデラック、2026年F1参戦に向け開発は『予定通り』、初のシャシー製作に着手

キャデラック、2026年F1参戦に向け開発は『予定通り』、初のシャシー製作に着手

要約
キャデラックの2026年F1参戦計画は順調に進んでおり、プロトタイプのシャシーはFIAのテストをクリア。現在、最初の2台のレース用シャシー製作に着手しています。

キャデラック、2026年F1参戦に向け開発は『予定通り』、初のシャシー製作に着手

キャデラックのフォーミュラ1チームは、2026年シーズンのデビューに向けたマシン開発で着実な進展を見せており、チーム代表のグレアム・ローデンは、アメリカの陣営が計画通りに準備を進めていることを確認しました。同チームは2016年のハース以来、F1に新規参戦するコンストラクターとなります。

なぜ重要なのか?

キャデラックのF1参戦は、モータースポーツにおけるアメリカからの大規模な投資を意味します。新規定への移行にあたり、競争力のある基盤を築くための、規律ある開発アプローチが不可欠です。

詳細

  • プロトタイプシャシーの成功: プロトタイプのシャシーはすでに製造され、厳格なFIAのホモロゲーションテスト(特に衝撃テスト)を無事クリアしました。
  • 早期のマイルストーン達成: ローデン氏によると、キャデラックはこれらの必須テストを最初に完了するチームの一つとなる可能性があり、レース用シャシー製造への初期的な自信につながっています。
  • レース用シャシーの生産: 現在、チームは最初の2台のレース用シャシーのレイアップ(積層)作業を進めており、本格的な製造に向けた重要な一歩です。
  • リーダーシップと運営: F1プログラムはグレアム・ローデン代表とダン・トウィスCEOが主導し、ニック・チェスターやパット・シモンズといった経験豊富な技術者たちがサポート。インディアナ、ミシガン、シルバーストンに拠点を展開しています。
  • パワーユニット戦略: キャデラックは、2029年に自社ワークスチームとして完全な体制に移行する前に、当初はフェラーリのエンジンとギアボックスを使用する予定です。

今後の展望

開発が計画通りに進む中、キャデラックは2026年シーズンのマシン細部へのこだわりとテストに引き続き注力します。この積極的な戦略は、アメリカの野心とグローバルな専門知識を融合させ、競争力のあるチャンピオンシップデビューを確実にすることを目指しています。

元の記事 :https://f1i.com/news/548462-lowdon-reveals-where-cadillacs-2026-f1-build-stands....

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