
メルセデスの内部抗争がF1タイトル争いを激化させている
要約
元戦略家のバーニー・コリンズ氏は、メルセデスの内部抗争が他チームに追い上げの機会を与えたと分析。残り12戦、開発競争の激化により最大7人のドライバーが優勝候補となる大混戦を予想しています。
元アストンマーティンのストラテジストであるバーニー・コリンズ氏は、キミ・アントネッリとジョージ・ラッセルの激しい内部競争が、結果的にメルセデス自らの首を絞め、2026年F1タイトル争いの門戸を広げることになったと分析しています。アントネッリがサマーブレイク時点で50点のリードを保っているものの、チーム内の不協和音がフェラーリやマクラーレン、そしてマックス・フェルスタッペンに追撃のチャンスを与えたと考えています。
Why it matters:
6戦連勝という圧倒的な独走態勢に見えたメルセデスですが、現在は激しい開発競争へとその様相を変えています。残り12戦を控え、各チームが重要なアップグレードを投入し続ける中、今や誰にでも王座を掴むチャンスがある状況です。
The details:
- ポイント状況: サマーブレイク時点でアントネッリがハミルトンに50点差をつけてリードし、ラッセルはその9点後ろに位置しています。ルクレールとノリスも射程圏内にあり、フェルスタッペンは110点差で追随しています。
- 勢力の変化: 序盤の圧倒的な強さから一転、メルセデスは直近5戦でわずか2勝に留まりました。フェラーリは攻撃的なアップグレードによりバルセロナとシルバーストンで活路を見出し、マクラーレンはハンガリーでの更新により、ランド・ノリスに今年初優勝をもたらしました。
- 内部競争の弊害: コリンズ氏はシーズン序盤のアントネッリとラッセルの衝突を指摘。特にバルセロナでは、両者の競り合いがチームの勝利機会を奪い、結果的にハミルトンに完勝を許す形となりました。
- ウォルフ代表の介入: トト・ウォルフ代表は、チーム内での抗争はもう容認しない方針を明確にしました。たとえ特定のドライバーを優先させることになっても、コンストラクターズ選手権に向けたレース勝利の確保を最優先事項としています。
What's next:
コリンズ氏は、残り12戦においてチームがさらなるアップグレードを導入するたびに、勢力図が激しく塗り替えられると予想しています。現実的に最大7人のドライバーが優勝を争う可能性があり、特に大差を跳ね返す力を持つフェルスタッペンの存在を考えれば、タイトル争いの決着は最終盤まで持ち越される可能性が高いでしょう。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/formula-1-title-race-bernie-collins-mercedes-opene...




