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フェルスタッペン、新RB・フォード2026年エンジンは『良い音がする』

フェルスタッペン、新RB・フォード2026年エンジンは『良い音がする』

要約
マックス・フェルスタッペンが2026年用の新レッドブル・フォードエンジンのテスト音を聴き、『良い音』と初印象を語った。レッドブルの独自エンジン開発は、2026年シーズンの成功の鍵を握る。

マックス・フェルスタッペンが、新たなレッドブル・パワートレインズ-フォードエンジンについて、初の印象を語りました。彼はダイノで始動するエンジン音を実際に聞き、その音を「良い」「クリアだ」と表現しました。3度連続ワールドチャンピオンによるこの早期のフィードバックは、ホンダの撤退と2025年の僅差での選手権敗退を受け、レッドブルがスポーツの新たな2026年レギュレーション下で、パワーユニットメーカーとして意欲的に準備しているデビューを前にしたものです。

なぜこれが重要なのか:

レッドブルの2026年選手権制覇への挑戦は、自社開発パワーユニットの成功にかかっています。ホンダと共にターボハイブリッド時代を支配してきたチームは、今や自社でエンジンを製作するという計り知れない挑戦とリスクを負っています。このパワーユニットの性能と信頼性は、フェルスタッペンがタイトルを奪回できるかどうかだけでなく、フォーミュラ1の競争環境を再構築することにもなるでしょう。

詳細:

  • フェルスタッペンの評価: ポッドキャスト『トーキング・ブル』でフェルスタッペンはエンジン音を聞いたことを認め、「良い音がしましたね。もちろん、ダイノで聴く音ですが、とてもクリアでシャープな音でした」と述べました。彼は笑いながらこう付け加えました。「まあ、V10ではありませんがね」
  • 2026年の文脈: 新エンジンは、電気パワーと内燃機関パワーの配分を50対50とし、100%サステナブル燃料を使用するなど、大幅に変更されたレギュレーションの下で稼働します。
  • 慎重な楽観論: フェルスタッペンのマネージャー、レイモン・フェルミューレンも、新レギュレーションを取り巻く不確実性について同様の見解を示しました。彼は、エンジンについては「良い話は聞いている」ものの、まだ明確なパフォーマンスのベンチマークはないと指摘し、「来年の基準は何でしょうか?誰にも分かりません」と問いかけました。

次の展開:

ポジティブなサウンドはほんの第一歩に過ぎず、真の試金石はトラックでのパフォーマンスと信頼性です。2026年のレギュレーションがある意味で競争の場を平等にするため、シーズン序盤のレースが新しい競争秩序を確立する上で重要になります。レッドブルの野心的なプロジェクトが、メルセデスやフェラーリといった既存のメーカーを開幕から挑戦できるか、すべての目が同チームに注がれています。

元の記事 :https://www.planetf1.com/news/max-verstappen-reacts-hearing-red-bull-ford-engine

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