
ラッセル、メキシコ金曜練習後に言及:アップグレード版W17は依然として「セットアップの適正範囲外」
要約
ラッセルはFP2で3位に入ったものの、W17のセットアップが不安定であると分析。高地特性に強いフェラーリを追うため、メルセデスは冷却系とブースト管理の最適化による巻き返しを図ります。
ジョージ・ラッセルは、メキシコシティGPの金曜練習走行を終え、アップデートされたW17を完全に制御できていない現状を明かしました。FP2では首位のシャルル・ルクレールにわずか0.1秒差の3位に食い込んだものの、マシン2台ともセットアップの「ウィンドウ(適正範囲)」から外れているとのことです。
Why it matters:
メルセデスは今月、マレーシアでアップデートを導入しましたが、そこでマックス・フェルスタッペンに完敗し、シンガポールでも同様の結果となりました。オース틴でのキミ・アントネッリによるポールトゥウィンはパッケージの潜在能力(天井)を示しましたが、直近3戦でリタイア、9位、8位に終わったラッセルの結果は、その不安定さ(底)を露呈しています。狭い動作ウィンドウの克服が、シーズン終盤の正念場となっています。
The details:
- ラッセルはFP2で3位となりましたが、バランスは「理想とは程遠く」、特にコーナー走行時の挙動に課題が残っていると認めました。また、FP1ではフレデリック・ベスティが走行しました。
- 予想通り、ルクレールが両セッションでトップを飾りました。フェラーリのSF-26が採用している小型ターボは、ターボへの負荷が増す高地において明確なアドバンテージとなります。特に2026年規則でMGU-Hが廃止される流れの中、その影響は顕著です。
- ブラッドリー・ロード副チーム代表は、この日を「堅実ではあるが、衝撃的ではない」と評し、パワーユニットやブレーキの冷却、そしてブースト管理の最適化が今後の課題であると指摘しました。
What's next:
急激な挽回の前例はあります。オース틴でも金曜はルクレールがリードしていましたが、最終的にアントネッリが週末を支配しました。メルセデスは一晩かけてデータを精査し、予選と決勝に向けた最善の妥協点を見出そうとしています。
元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/george-russell-mercedes-out-of-performance-wi...





