
ロブ・スメドリー氏「フェラーリが2026年タイトルを勝ち取るには、ルクレールよりハミルトンを優先すべき」
元フェラーリのレースエンジニア、ロブ・スメドリー氏は、2026年のドライバーズチャンピオンシップ獲得を狙うのであれば、フェラーリはシャルル・ルクレールよりもルイス・ハミルトンを優先せざるを得ないと考えています。ルクレールがイギリスGPで圧倒的な勝利を収めたにもかかわらず、チーム内での主導権争いは、結果としてメルセデスに対するスクーデリアの勝機を奪うことになると分析しています。
Why it matters:
現在、ポイントランキングでメルセデスに後れを取っているフェラーリにとって、「シルバーアローズ」がさらに突き放す中で、2人のスタードライバーが競い合う余裕はありません。ハミルトンは首位のキミ・アントネッリにわずか32ポイント差の3位に位置していますが、ルクレールはシルバーストンでの勝利後も71ポイント差の4位に留まっています。より点差の小さいドライバーを後押しすることが、数学的に見てメルセデスに挑むための最も現実的なルートであり、内部抗争によるリソースの浪費を避ける方法です。
The details:
- ランキング状況: 首位のアントネッリ(179点)に続き、ジョージ・ラッセル(154点)、ハミルトン(147点)となっています。ルクレールはシルバーストンでの優勝で108点となり、首位とは71点の差があります。
- スメドリー氏の分析: ポッドキャスト『High Performance Racing』の中で、スメドリー氏はシルバーストンでルクレールがハミルトンを凌駕したため、この判断が「自身の論理には反する」と認めました。それでも、タイトル獲得のためにはこれが「唯一の戦略」であると主張しました。
- リスク: 車両開発でメルセデスを追い上げている最中に、ドライバー同士の自由な競争を許せば、チャンピオン獲得の可能性は「著しく低下する」と警告しています。不確定要素が多い中で、2つのタイトル争いに賭ける余裕はチームにありません。
What's next:
フェラーリは今、非常に困難な戦略的岐路に立たされています。ルクレールのシルバーストンで見せた勢いという感情面と、ランキングという冷徹な数字のどちらを優先すべきか。もしハミルトンを主軸に据えるのであれば、残りのレースを最大限に活用し、7度の王者である彼がアントネッリを追い詰めるために必要な明確な後押しを、早急に行う必要があります。
元の記事 :https://www.motorsport.com/f1/news/ferrari-faces-lewis-hamilton-charles-leclerc-...





