
レッドブル、オーストリアGPでRB22の大規模アップグレードパッケージを導入
レッドブルがホームとなるオーストリアGPに、今週末最大規模のアップグレードパッケージを投入します。慢性的なドライバビリティの問題を解消し、マクラーレンとの52ポイントの差を詰めるため、RB22のエアロダイナミクスを全面的に刷新しました。コンストラクターズランキング4位に甘んじているチームにとって、2026年規定導入後に失った圧倒的な強さを取り戻すことは急務となっています。
Why it matters:
バランスの乱れとエアフローの問題により、RB22は安定して先頭集団に食い込むことができていませんでした。選手権争いが激化する中、今週末はレッドブルの開発方向性が正しいかを検証し、マクラーレンやメルセデスにさらに突き放されないための極めて重要な正念場となります。
The details:
- サイドポッドと冷却: ラジエーターの効率を高めるためサイドポッドのインレット形状を変更。併せてエンジンカバーのボディワークを刷新し、レッドブル・リングの高温環境に対応した冷却ルーバーを調整しました。
- フロアパッケージ: フロントビブとフロア外縁を修正することで、局所的なダウンフォースを向上させるとともに、リア方向への気流の質を最適化しています。
- リア周りの更新: リアウイングのパイロンを新設計し、接続部の感度を低減。また、排気口とサポートブラケットのウイングレットを最適化し、ダウンフォースの底上げを図りました。
- サスペンションフェアリング: 刷新されたフロアとサイドポッドによって得られるクリーンな気流を最大限に活用するため、リアサスペンションフェアリングを再設計しました。
The big picture:
開発を加速させているのはレッドブルだけではありません。マクラーレンは練習走行で柔軟な「マカレナ」仕様のリアウイングをテストしており、メルセデスはFIAの精査を受けた後、フロントサスペンションフェアリングとディフューザーに修正を加えました。フェラーリはバルセロナ仕様のフロントウイングを改良し続けており、アルピーヌ、アウディ、キャディラックも大幅なアップデートを導入しています。新規定下で勢力図が激しく変動する中、オーストリアGPは開発競争の重要な指標となるでしょう。レッドブルにとって、この大規模なホームアップデートを確かな速さに変えられるかどうかが唯一の優先事項です。
元の記事 :https://f1i.com/news/567401-tech-f1i-red-bull-rolls-out-major-upgrades-for-rb22-...




