
レッドブルのエンジン開発の行方、FIAの分析結果に委ねられる
レッドブルは、今シーズン中にF1エンジンのアップグレードが可能かどうかを、イタリアGP前に知ることになります。FIAは早ければ今週中にも、2回目のADUO分析結果を発表する予定です。
Why it matters:
この結果は、レッドブルの2026年に向けた開発ロードマップを左右します。モナコからハンガリーまでの期間において、ライバルに2%以上の性能差をつけられていると判断されれば、追加のダイノテスト時間が割り当てられ、新仕様の導入チャンスが得られます。そうでなければ、現状維持を余儀なくされます。
The details:
- 第1期の結果: オーストラリアからカナダまでの第1期では、レッドブルが全メーカーの中で2%以上リードする「ベンチマーク」と見なされ、唯一追加開発が禁止されました。
- 再審査の請求: レッドブルは再審査を求めましたが、FIAの見解は変わらなかったと伝えられています。
- 現在の焦点: モナコからハンガリーまでを対象とした第2期の判定が、イタリアGP前に下されます。ここで2%以上の差が認められれば、年内のアップグレードへの道が開かれます。
- 測定範囲の注意点: このシステムが測定するのは「内燃機関(ICE)」のみであり、パワーユニット全体の性能ではありません。メルセデスが総合的に優れたパッケージを持つと言われながら、レッドブルがベンチマークとなったのはこのためです。
What's next:
仮に今回も認められなかったとしても、2027年のリセット前最後のチャンスである第3期(オランダGPから米国GPまで)が残っています。
FIAのシングルシーターディレクター、ニコラス・トンバジス氏は、システムの正確性を主張しつつも改善の必要性を認めました。「測定自体は非常に正確に機能しているが、すべてが完璧だったかと言えばそうではない。改善策を検討する必要がある」と述べています。また、ライバルチームが意図的に性能を抑えてシステムを悪用しているという懸念については、ADUOによるメリットは累積しないため、そのような策を講じる利点はないと否定しました。
元の記事 :https://www.the-race.com/formula-1/red-bull-f1-engine-decision-approaches-aduo/





