
レッドブル関係者がツォロフを絶賛、リアム・ローソンの交代説は否定
ニコラ・ツォロフ選手がF2での歴史的な快進撃により、レッドブルのF1昇格議論の的に登っています。しかしチーム側は、彼が2027年にレーシング・ブルズでリアム・ローソン選手の後任として育成されているという噂を明確に否定しました。ブルガリア出身のこの若き才能は、シルバーストンでのダブル優勝を含むF2史上初の3連勝を達成し、F1参戦に不可欠なFIAスーパーライセンス獲得へ大きく近づいています。
Why it matters:
レッドブルは現在、わずか4つのシートを巡ってエリートジュニアたちが過剰に集まっているという「贅沢な悩み」を抱えています。マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして好印象を与えているアイザック・ハジャール選手や、ルーキーのアーヴィド・リンドブラッド選手と共に安定した走りを見せるローソン選手がいる中で、ツォロフ選手の急成長は戦略的な好機であると同時に、配置上の難題でもあります。次世代の才能をどう配分するかで、2027年のグリッド構成や「フェルスタッペン時代」以降のチームのアイデンティティが形作られることになるでしょう。
The details:
- 圧倒的なリード: ツォロフ選手はガブリエレ・ミニ選手に17点差をつけてF2選手権をリードしており、4位とは49点差をつけています。これにより、上位3名に与えられる40ポイントのスーパーライセンス獲得の可能性が非常に高まっています。
- ステップアップへの準備: レーシング・ブルズのピーター・バイヤーCEOは、ツォロフ選手が今秋TPCセッションを行うことを認めました。これはFP1への参加やライセンス要件を満たすための重要なステップとなります。
- 憶測を否定: バイヤーCEOは、ツォロフ選手が2027年のシートを約束されている、あるいはローソン選手を追い出すという憶測を「根拠のないもの」として切り捨て、現在のF1ラインナップを高く評価しました。
- 外部移籍の選択肢: レッドブル・アンバサダーのデビッド・クルハード氏は、チーム内に空きがない場合、ツォロフ選手をグリッド上の他チームへ送り出す可能性についても言及しました。
- フェルスタッペンという変数: クルハード氏は、2026年以降のフェルスタッペン選手の去就が不透明であることが、メインチームに空きを作る最大の鍵になると指摘しています。
What's next:
ツォロフ選手の直近の優先事項は、夏の間F2での好調を維持し、秋のTPCテストを完遂することです。スーパーライセンスに必要な順位を確保すれば、レッドブルは彼を内部昇格させるか、あるいは業界への影響力を用いてライバルチームに席を確保させるかという戦略的判断を迫られます。いずれにせよ、クルハード氏のメッセージは明確です。2027年のF1グリッドでツォロフ選手の姿が見られることは間違いないでしょう。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/liam-lawson-rumours-david-coulthard-red-bull-nikol...





