
クアルタラロ、メルセデスのテスト中止後もF1マシンへの挑戦に意欲
ファビオ・クアルタラロ選手が、再びフォーミュラ1(F1)マシンをテストしたいという強い意欲を語りました。2021年のMotoGPタイトル獲得後、メルセデスとの走行テストが計画されていたものの、最終的に実現に至らなかったため、一度は途絶えていた挑戦への想いが再燃しています。先日バルセロナGPを訪れたクアルタラロ選手は、過去にメルセデスのシミュレーターでシルバーストンを60周走行し、バルテリ・ボッタスのタイムからわずか2.2秒差という驚異的な記録をマークしたことに触れました。
Why it matters:
クアルタラロ選手のF1への関心は、2019年にバレンティーノ・ロッシとルイス・ハミルトンが行った伝説的なシートスワップのように、二輪界の頂点に立つライダーにとってF1が絶大な魅力を持っていることを改めて示しています。また、ヤマハとメルセデスがかつてモンスターエナジーやペトロナスといった主要スポンサーを共有していた背景もあり、このテストが実現すれば商業的なインパクトも計り知れません。シミュレーターでの好成績は、27歳の彼が単なる形式的なイベントではなく、実力としてF1の世界に通用するポテンシャルを秘めていることを意味しています。
The details:
- クアルタラロ選手は2022年末に、メルセデスのタイトル獲得マシンによるプライベートテストを予定していましたが、実施前に計画が頓挫しました。
- その計画に先立ち、ブラクリーの本社を訪れてシミュレーターでシルバーストンを60周走行し、ボッタスのベンチマークタイムまであと2.2秒に迫りました。
- スペインGP訪問時、クアルタラロ選手はF1のパドックがMotoGPに比べて「非常にエクスクルーシブ(限定的)」であり、混雑が少ない点に注目しました。
- スクーターが飛び交うMotoGPの喧騒とは対照的に、パドックの真ん中でランド・ノリス選手と気さくに会話できるような、ゆったりとした雰囲気に感銘を受けた様子でした。
What's next:
過去に一度断念したものの、クアルタラロ選手にとってF1テストは「未完の野心」であり、今後も追求したい目標であることは明白です。2026年シーズンのヤマハでのMotoGP活動とのスケジュール調整という課題はありますが、本人の意欲がある限り、その可能性は消えていません。もし実現すれば、二輪界のスーパースターと最高峰のフォーミュラカーが共演するという、極めて稀で期待に満ちたコラボレーションとなるでしょう。
元の記事 :https://www.motorsport.com/motogp/news/fabio-quartararo-still-wants-f1-test-afte...




