
ニコ・ロズベルグ、ラッセルのタイトル争いに「致命的」なメルセデスのチームオーダー
ジョージ・ラッセルがオランダGPでキミ・アントネッリに2位の座を譲ることを余儀なくされました。元世界チャンピオンのニコ・ロズベルグは、この決定がラッセルに深い喪失感を与え、F1タイトルへの道において「致命的な打撃(disaster)」になり得ると分析しています。一方で、後方に迫っていたフェラーリの脅威を考えれば、メルセデスの判断は正しかったとも強調しています。
Why it matters:
ザンドボルトでのチームオーダーにより、メルセデス内部のチャンピオンシップ争いの構図が大きく変わりました。アントネッリがラッセルに59ポイントのリードを広げた形です。これは、ドライバー個人の野心よりもチームの利益を最優先する「シルバーアローズ」の哲学が改めて浮き彫りになった出来事と言えます。
The details:
- 53周目、エステバン・オコンのリタイアによるバーチャルセーフティカー(VSC)発動時、ラッセルはランド・ノリスに次ぐ2位を走行中でした。
- メルセデスはアントネッリをソフトタイヤに交換。これにより19歳のアントネッリが急速にチームメイトに詰め寄り、後方にはルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールが猛追していました。
- ラッセルは当初、フェラーリの脅威からダブルポディウムを逃すリスクを懸念し、オーダーに疑問を呈しました。
- 最終的に66周目のターン1でアントネッリに道を譲りましたが、その後は見事なディフェンスでハミルトンを抑え込み、3位を死守しました。
- ロズベルグの見解: Sky Sports F1に対し、ロズベルグは「非常に苦渋の決断だったはずです。ジョージにとって、これは耐え難く、タイトル争いにおいては致命的な出来事でしょう」と語りました。
- 同時に、チームの結果が危ぶまれていたため、この判断は「妥当」だったとし、自身が2016年のモナコでハミルトンに道を譲った経験を振り返りました。
What's next:
ラッセルは現在、アントネッリに59ポイント差をつけられており、シーズン終盤に向けて厳しい状況にあります。しかし、ラッセルの粘り強さとメルセデスの好調な走りを考えれば、巻き返しのチャンスは十分にあります。ロズベルグの厳しい指摘は、タイトル争いにおけるチームオーダーの非情な現実を物語っています。
元の記事 :https://racingnews365.com/nico-rosberg-offers-disaster-verdict-over-mercedes-tea...





