
メルセデス、アップグレード警告「真の効果はまだ」とアントネッリ
キミ・アントネッリがメルセデスの最新アップグレードパッケージについて、まだ「真の効果」を引き出せていないと警告した。カナダGPで導入されたこのパッケージにより、アントネッリはモントリオールで4連勝を達成し、選手権リードを43ポイントに拡大したが、寒い天候が新パーツの実力を隠していると見ている。
なぜ重要か:
メルセデスのアップグレード成功は、アントネッリのタイトル挑戦を持続させる上で極めて重要だ。W17の新パッケージがより代表的なサーキットで期待通りに機能すれば、チームは最前線での立場を固められる。しかし、向上幅が予想より小さければ、マクラーレンやレッドブルなどのライバルが差を縮める可能性があり、今後のレースが選手権の行方を左右する重要な局面となる。
詳細:
- アントネッリの見解: 「パッケージは機能していますが、バランスが少し変わりました。モントリオールの独特な低温条件のため、完全な恩恵を受けていません。モナコとバルセロナに行けば、その効果がもっと良く分かるでしょう。」彼はカナダでタイヤを適切なウィンドウに入れることが大きな違いを生んだと強調した。
- ウォルフの慎重論: チーム代表は、カナダは昨年メルセデスにとって「甘いサーキット」だったため、アップグレードが期待通りか評価するのは「非常に難しい」と述べた。また、モナコでも明確な答えは得られない可能性があり、異なるサーキットでのパフォーマンスを継続的に監視・分析する必要があると付け加えた。
- 選手権の文脈: アントネッリの4連勝で圧倒的なリードを築いたが、メルセデスは勢いを維持するために継続的な開発を確保しなければならない。W17は特定のトラックで速さを見せたが、異なるタイプのサーキットでの一貫性はまだ証明されていない。これはモナコとバルセロナを前にした重要な課題だ。
次なる展開:
今週末のモナコGPが、低速・ハイダウンフォースのトラックでアップグレードの効果を試す最初のテストとなる。続くバルセロナはよりバランスの取れたサーキットで、パッケージの真の可能性を明らかにするだろう。メルセデスは、最近の支配力が持続可能なのか、それとも有利な条件の産物なのかを確認すべく、注視していく。アントネッリがトップに立つ中、次の2レースがチームのシーズン方向性を決定づける可能性がある。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/mercedes-w17-upgrades-kimi-antonelli-reaction





