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メルセデス、3連勝の陰に潜む『コピー対象なし』の弱点

メルセデス、3連勝の陰に潜む『コピー対象なし』の弱点

要約
メルセデスは3連勝もコピー対象がなく自力で開発を続けなければならず、他チームは解析で追い上げを加速できる。

なぜ重要か?

F1では他チームのマシンを逆解析し、開発のヒントを得るのが常套手段です。しかし現在、メルセデスは「真似できる相手」がいないという孤立した立場にあります。いわゆる「先駆者のジレンマ」。他チームはW13を分析し追い上げを加速できる一方で、メルセデスは外部参照なしで全てのアイデアを自力で生み出さねばなりません。

詳細

元アルピン・アストンマーティンチームプリンシパル、オトマー・スザフナウアーがHigh Performanceポッドキャストで指摘しました。

  • フォロワーのアドバンテージ:"他チームはメルセデスの車を見て『なるほど、こうすれば…』とすぐに応用できる。"
  • リーダーの盲点:"メルセデスには『次は何をすべきか』という手がかりがない。"
  • 学習プロセス:伝説のデザイナー、エイドリアン・ニューイがグリッドを歩き回り各車からヒントを得たように、他チームは観察で近道を得られますが、現首位のメルセデスにはその手段がありません。

次は?

シーズンを通した開発合戦が真の試練です。メルセデスは継続的にマシンを改良する見込みですが、フェラーリやレッドブルは勝ちマシンの姿を見ているため、追い上げのスピードは急になるでしょう。スザフナウアーは18か月後にメルセデスは「はるかに速くなる」だろうと予測していますが、同期間に競合がどれだけ速く追いつくかが鍵です。外部参照なしでの持続的イノベーションが、2022年メルセデスの最大課題です。

元の記事 :https://racingnews365.com/mercedes-weaknesses-spotted-despite-major-f1-dominance

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