
ノリス、2026年F1パワーユニット規定の根本的問題を指摘
ランド・ノリスが、2026年に導入予定のフォーミュラ1新規制に関する主な懸念は、シャシーや空力コンセプトではなく、新しいパワーユニットの規定にあると明言しました。マクラーレンのドライバーは、日本GPで自動バッテリー展開が意図しない追い越しを強制し、その後のストレートで無防備な状態に陥った具体的事例を挙げ、これによりドライバーのコントロールが過度に奪われると主張。これは鈴鹿での新人オリバー・ベアマンの高速クラッシュ後、他の関係者も共有する懸念です。
重要性:
2026年規制は一世代で最大の技術的変革であり、内燃機関と電動パワーの比率をほぼ50:50にすることを目指しています。現在のパワーユニット展開ロジックが維持されれば、ドライバーの主体性が制限された人為的で潜在的に危険なレース状況を生み出すリスクがあります。技術的スペクタクル、持続可能性目標、純粋なスポーツ競争のバランスを取ることが、FIAとF1関係者の中核的課題です。
詳細:
- ノリスの批判は、パワーユニットのエネルギー管理システム、特にバッテリーがその大きな電力をどのように、いつ展開するかに集中しています。
- 彼は鈴鹿での具体例を説明:「日本では、本当は望んでいないのにバッテリー展開が作動するシナリオがありました。その結果、ルイスを追い越さざるを得ず、次のストレートで無防備な標的になってしまったのです」
- この問題は、バッテリーが1周あたり複数回展開・再充電され、コクピットからの手動制御が限られているシステム設計に起因します。これはドライバーに不適切なタイミングでの戦術的行動を強制する可能性があります。
- 潜在的危险性は、フェラーリ育成ドライバーのオリバー・ベアマンが鈴鹿F2レースで高速クラッシュした際に浮き彫りに。新型パワートレインのエネルギー回生・展開特性に関連する状況で、スプーンカーブ手前において前走車との著しい速度差(報道によれば約30mph)を経験しました。
- 懸念にもかかわらず、ノリスは現在の2024年マシンの走行特性を「非常にエキサイティング」と称賛し、ドライバーがより大きな差を作り出せる点はジュニアフォーミュラ車両を彷彿させると述べました。
今後の展開:
ノリスは「FIAとの良好な対話」が行われており解決策が見出されるとの期待を示し、この問題が対応されているという確信を表明。スポーツ統括団体は、レーシングがドライバーの技術と戦略の真の競い合いであり続けるよう、2026年デビュー前にシステムを改良する圧力に直面しています。ノリスは人工的要素を避けながら「本当にエキサイティングなレーシングの時代」を提供することが目標だと強調し締めくくりました。新時代の適切なバランスを見いだすため、今後数ヶ月のシミュレーションとテストが極めて重要となるでしょう。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/lando-norris-f1-2026-complaint-regulation-concern






