
ハミルトン、フェラーリのタイヤウォームアップに不満 「正気の沙汰ではない」
ルイス・ハミルトンがオランダGP予選後、フェラーリのタイヤ準備について「正気の沙汰ではない(nuts)」と厳しく批判しました。マクラーレンやメルセデスのライバルたちがわずか1周のウォームアップで温度を上げたのに対し、ハミルトンはピレリタイヤを適温に上げるために2周の準備ラップを要したためです。
このタイムロスにより、7度の世界王者であるハミルトンはポールポジションのランド・ノリスに0.3秒以上の差をつけられ5番手スタートとなりました。ザンフトフェルトにおいて、SF-26のオペレーション上の致命的な弱点が露呈した形です。
Why it matters:
現代のF1予選において、タイヤ温度の管理は勝敗を分ける極めて重要な要素です。ライバルに比べてウォームアップに時間を要したことで、ハミルトンとチームメイトのシャルル・ルクレール両名に大きな影響が出ました。特にセッション終盤に雨の懸念があった中、ハミルトンが準備に費やした追加の75秒は、天候が悪化していれば予選結果を完全に崩壊させかねないリスクを孕んでいました。
The details:
- 予選結果: ハミルトンは1分11秒494で5位、ルクレールは6位。両ドライバーとも、1周の準備ラップではSF-26から最大限のパフォーマンスを引き出すことができませんでした。
- 温度不足: ハミルトンは、アウトラップと準備ラップを経ても、1コーナーに差し掛かる時点でタイヤが準備できておらず、自信を持ってアタックできなかったと説明しています。
- 競合との差: マクラーレンやメルセデスが最小限のウォームアップで競争力のあるタイムを記録したことは、フェラーリがタイヤ運用や低温時の車両特性において後れを取っていることを示唆しています。
- その他の要因: スプリント予選からのセットアップ変更によりフロント右のロックアップが発生しましたが、ペース低下の主因はあくまでタイヤ温度にあると主張しています。
What's next:
厳しい結果となりましたが、ハミルトンは車両バランスの改善に手応えを感じており、ルクレールのスプリントレースでの速さを根拠に、日曜日の巻き返しに期待を寄せています。もしSF-26の緩やかなウォームアップ特性が、レース距離におけるタイヤ摩耗(デグラデーション)の抑制に繋がるのであれば、予選の弱点を戦略的な利点に転換できる可能性があります。とはいえ、根本的な解決は不可欠です。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/lewis-hamilton-nuts-ferrari-problem-dutch-gp-quali...






