
ハミルトンとルクレール、フェラーリ初のEV『ルーチェ』を絶賛 モンテゼーモロ元会長の批判を尻目に
フェラーリ初の電気自動車『ルーチェ』が、ブランド史上最も賛否を呼ぶモデルとなっている。ルカ・ディ・モンテゼーモロ前会長が「跳ね馬のエンブレムを外すべき」と公に批判する一方、F1ドライバーのルイス・ハミルトンとシャルル・ルクレールは実際にドライブし、圧倒的な好評価を下した。価格は約64万ドル(約1億円)、5人乗りのこのモデルは、フェラーリの電動化への最も大胆な一歩を示す。
重要な理由:
ルーチェは、モータースポーツの遺産を守りながら電動パワートレインへと移行するフェラーリにとって、極めて重要なタイミングで登場した。モンテゼーモロ氏の伝統主義的な立場と、現役ドライバーたちの革新を受け入れる姿勢の対比は、自動車業界全体の緊張感を映し出している。2026年にF1が電動パワーの比率を高める新しいパワーユニットレギュレーションを導入する中、フェラーリが性能と電動化をどう調和させるかが注目されている。
詳細:
- ハミルトンとルクレールはルーチェを公開し、交代でドライブ。両者ともその体験を称賛した。
- ハミルトン:「パワーデリバリーが素晴らしい…コーナリング中も常に重心が安定しているのを感じる」と語り、低重心と最小限のロール、特に縁石処理を「テクノロジーの白眉」と絶賛。
- ルクレール: デザインを「非常に未来的」で、フェラーリの先進的な姿勢を体現していると評価。物理ボタンの復活と静粛な車内を好意的に受け止めた。ただし、「パフォーマンスモード」では自然吸気エンジンを思わせる合成サウンドが再生される。
- ハミルトンはガラス製のギアノブとユニークな四角いキーも気に入った様子。ルクレールはテクノロジーに「即座に自然に」馴染めたと述べた。
- モンテゼーモロ氏の痛烈な批判:「せめてあのクルマから跳ね馬だけは外してほしい」
今後の展開:
フェラーリ・ルーチェの顧客への納車は2026年第4四半期に始まる。商業的・文化的な受け止められ方は、フェラーリが純粋主義者を満足させつつ新たな顧客を獲得できるかの試金石となる。2025年にスクーデリアに加入するハミルトンにとって、ルーチェはチームの革新へのコミットメントを示す一端であり、F1のハイブリッドな未来を占う上で重要な要素となるだろう。
元の記事 :https://www.planetf1.com/news/lewis-hamilton-ferrari-luce





