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FIA画期的報告書、F1を支える2万人以上のボランティアの「桁外れな貢献」を数値化

FIA画期的報告書、F1を支える2万人以上のボランティアの「桁外れな貢献」を数値化

要約
FIA報告書によると、F1の1シーズン運営には2万人以上のボランティアが必要で、経済的価値は約1320万ユーロに。高い定着率と育成投資を背景に、FIAはボランティア支援強化のため「センター・オブ・エクセレンス」創設などの新計画を提案しました。

国際自動車連盟(FIA)が発表した新たな報告書は、フォーミュラ1(F1)におけるボランティアの「並外れた規模」の貢献を数値化しました。報告書によると、1シーズンを運営するためには2万人以上のボランティアが必要であり、その経済的価値はシーズンあたり推定1320万ユーロに達するとされています。この調査は、ボランティアの高い定着率と育成のための組織的な投資に焦点を当て、この不可欠な人的資源への支援を強化するための新たな取り組みを提案しています。

重要性:

ボランティアは各グランプリの運営の中核であり、安全性、公平性、そして独特のイベントの雰囲気を確保しています。F1が世界的な拡大を続ける中で、この広大なネットワークを理解し、その価値を認め、支援することは、スポーツの持続可能な未来にとって極めて重要です。本報告書は、逸話的な評価から証拠に基づく政策へと移行するための、初めての包括的なデータを提供するものです。

詳細:

  • 膨大な規模: FIAの調査(2025年、全19開催組織へのアンケートに基づく)によると、24戦フルのシーズンには2万人以上のボランティアが必要であり、1レース週末あたり平均838人が動員されています。
  • 経済的価値: これらのボランティアの総合的貢献は、シーズンあたり1320万ユーロと評価されています。この数字は、財政的に巨大なF1サーカスを物理的に可能にしている彼らの不可欠な役割を浮き彫りにしています。
  • 投資と定着率: FIAとその加盟クラブは、ボランティアの訓練および育成プログラムに年間1100万ユーロ以上を投資しています。この投資は忠誠心という形で実を結んでいるようで、業務量が20%増加したと指摘されているにもかかわらず、ボランティアの3分の2が5年以上にわたり活動を続けています。
  • 公式な認識: モハメド・ビン・スライエムFIA会長は、「FIAフォーミュラ1世界選手権はボランティアに依存しています。彼らは私たちのスポーツの背骨です。彼らなしでは、単純にレースを開催することはできません」と明確に述べました。

今後の展開:

報告書は、ボランティアの体験を改善し、高い定着率を維持するための具体的な提言で締めくくられています。主な提案は以下の通りです:

  • オフィシャルおよびボランティアの募集、訓練、ベストプラクティスの共有のためのグローバルハブとして機能する 「FIA センター・オブ・エクセレンス(FIA Centre of Excellence)」 の創設。
  • より直接的な支援を提供するための 「FIA オフィシャル部門(FIA Officials Department)」 の拡充。
  • F1週間中のボランティアに対する最低限の支援および評価基準を確立する新たな 「ボランティア憲章(volunteer charter)」 の導入。

これらのステップは、フォーミュラ1のスペクタクルに情熱とプロフェッショナリズムを捧げる何千人もの個人に対する支援体制を公式化し、強化することを目指しています。

元の記事 :https://racingnews365.com/fia-landmark-report-reveals-valuable-contribution-of-v...

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