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フェラーリ、上海で革新的な「回転式リアウィング」をテストへ

フェラーリ、上海で革新的な「回転式リアウィング」をテストへ

要約
フェラーリが上海で、上部フラップを180度回転させ抗力低減を図る革新的な「回転式リアウィング」をテスト。成功すれば長いストレートで性能向上が期待され、メルセデスとの差縮めに向けた積極的な開発姿勢を示しています。

フェラーリは、中国グランプリのフリー走行において、画期的な回転式リアウィングのテストを実施します。このデザインは、ストレート区間での抗力を低減するため、上部エレメントを反転させる仕組みです。スクーデリア・フェラーリは、上海で行われる唯一のフリー走行セッションを利用し、当初の開発スケジュールから前倒しで製作されたこのウィングを、スプリント週末の残りで使用するかどうかを判断します。ルイス・ハミルトンは、シーズン序盤をリードするメルセデスとの性能差を埋めようとするチームの加速した努力を強調し、この取り組みを称賛しました。

重要性:

このテストは、2026年開発競争に対するフェラーリの積極的かつ革新的なアプローチを示しています。成功すれば、この型破りなウィングは、上海のような長いストレートを擁するサーキットにおいて、特に顕著な性能上の利点を提供する可能性があります。また、メルボルンでのシーズン開幕戦で見せた遅れを取り戻そうとする中で、新規制下におけるチームの対応力と技術的野心を示すものでもあります。

詳細:

  • このウィングはシーズン前テストで初めてその姿を現し、従来のリアウィングのように単に角度を変えるのではなく、上部フラップが約180度回転(実質的に上下反転)することを特徴としています。
  • この動きにより気流のための開口部が大きくなり、トラックの高速区間における空力抵抗を大幅に低減します。
  • ルイス・ハミルトンは、このコンポーネントが本来はシーズン後半に導入される予定だったが、工場が「超過勤務」で開発を加速させ上海への納品を実現したことを明かしました。
  • FIAはこのデザインを合法と判断しましたが、実戦での性能と信頼性は未実証のため、フリー走行セッションによる評価が必要です。
  • チーム内では、その特徴的な動きから、このウィングは非公式に「フリップフロップ・ウィング」、あるいは「マカレナ」という愛称で呼ばれています。

今後の展開:

フェラーリの当面の焦点は、金曜日のフリー走行から得られるデータです。その後、チームはこの革新的なウィングをスプリント予選および週末の残りセッションで使用するかどうかを決定します。抗力低減特性が非常に有益となる可能性のあるサーキットだからです。中国以降、この開発はフェラーリがメルセデスに追いつく計画の重要な一部であり、ハミルトンは現在周回あたり0.4〜0.5秒のレースペース差があることを指摘しています。このようなアップグレードの速度と成功は、2026年シーズンが進むにつれて競争の秩序を決定づける上で極めて重要となるでしょう。

元の記事 :https://speedcafe.com/f1-news-2026-chinese-grand-prix-ferrari-rotating-wing-debu...

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